イベントレポート
BYD、360度ターンするSUV「U8」やミニバン「D9」を展示
2023年10月25日 18:55
BYD Auto Japanは「ジャパンモビリティショー2023」(一般公開日:2023年10月28日~11月5日、場所:東京ビッグサイト)に出展、国内導入するバッテリEVラインナップに加えて、ミニバン「D9」やオフロードSUV「U8」を展示、U8はその場で360度回転するタンクターンをブースで実演している。
プレミアムブランド「仰望」のU8はその場で360度ターン
ブースで注目を集めたのは日本導入予定車ではないが、プレミアムブランド「仰望(ヤンワン)」のオフロードSUV「U8」。独立式4モーター駆動によりその場で360度回転することができることが特徴。BYD独自の車体制御技術やE 4 (いーよんじょう)プラットホームで4つの車輪を制御しているため、タンクターンが可能だという。
オフロード走行性能が高く、水上走行が可能で、最高出力は1100PS以上で、0~100km/を3.6秒としている。
なお、タンクターンは仰望の全車に搭載予定、タンクターンの実演は会期中、BYDブースにて1日2回ほど行なうとしている。
ミニバンはメルセデス・ベンツ共同開発の「D9」
日本導入予定ではないミニバンも展示している。ハイエンドサブブランド「DENZA(デンツァ)」シリーズの「D9」で、ボディサイズは5250×1960×1920mm(全長×全幅×全高)で、PHEVとBEVの2通りが用意されているが、今回展示はBEVとなる。
高い快適性と実用性を特徴としており、BYD独自の車体制御技術「DiSus インテリジェントボディコントロールシステム」の採用で、ボディの動きを制御し、ドライバビリティを大幅に向上したというものとなる。中国では2022年8月の発売以降、2023年10月現在で累計販売台数は10万台を超える人気車種だという。
セダンの「SEAL」をアンベール
プレスカンファレンスでは、2024年春発売予定としたセダンの「SEAL(シール)」を展示した。これまでにも国内で公開されたことがあったが、今回展示したのは右ハンドルの国内向けと思われるモデル。
これまで導入しているATTO 3やDOLPHINに比べて、オーソドックスな内装を持っており、実際のクルマの仕上がりを確認することができる。
「ATTO 3」や「DOLPHIN」の実車を展示、バッテリーの安全展示も
ブースではすでに国内で発売している「ATTO 3」や「DOLPHIN」の実車も展示している。特徴的な内装など、実車に触れて試すことができる。
さらにブースではBYDのバッテリーが安全であることを動画で解説するブースがあるほか、輸入車では少数派のV2H対応であることをアピールしていた。
プレスカンファレンスでは「地球の温度を1度下げる」を強調
プレスデー初日に行なわれたプレスカンファレンスでは、ビーワイディージャパン 代表取締役社長 劉学亮氏が登壇。BYDのこれまでの実績などを強調、2022年と2023年の上半期にBEVなど新エネルギー自動車の販売台数が世界第1位になったこと、累計生産台数が500万台を超えたことなどを語った。
その上で劉氏は「今後の私たちの生活においては重要なビジョンがあります。それは、地球の温度を1度下げるというビジョンです。気候変動は私たちの世界にとって深刻な問題であり、私たちの未来に直接影響を与える可能性があるため、これを考えることは非常に重要」と訴えた。
また、展示車の説明を行なったBYD Auto Japan 代表取締役社長 東福寺厚樹氏は国内導入のSEALやATTO3、DOLPHINについて説明を行ない、SEALについては後輪駆動と4WDを用意すること、ATTO3とDOLPHINについては「お客さまの選択肢を増やす」とした。