REXEV、長野県塩尻市でEVカーシェアリング事業の支援開始

EVカーシェア事業立ち上げ支援サービスについて

　REXEVは2月2日、長野県塩尻市でEV（電気自動車）カーシェアリング事業の支援を開始したと発表した。

　EVカーシェアおよびエネルギーマネジメントのシステム開発・運用を行なうREXEVは、これまで塩尻市振興公社と共同で脱炭素計画実行に向けた構想をさまざまな観点から協議してきたといい、同市の持続可能な地域公共交通の構築に向けて塩尻市振興公社が運営するcore塩尻のパートナー企業を対象に、社用車EVを活用したEVカーシェアリング事業を行なうことが決定。同事業ではEVを最適利用して地域にクリーンな移動手段を提供し、地域の利便性向上を図るとともに、カーボンニュートラルのまちづくり、脱炭素社会の実現を目指す。

　今後、塩尻市振興公社はcore塩尻が入居するウィングロードビル併設の立体駐車場に開設したEVステーションに、EV社用車2台を配置してカーシェアリング事業の運営を行なう。REXEVは、自社で運営しているEVカーシェアサービス「eemo」のフランチャイズとして運用ノウハウやスマート充電器と連携したカーシェアリングシステムを提供する。

　同サービスの法人会員であるcore塩尻パートナー企業は、専用のスマートフォンアプリを使用して簡単に車両予約ができ、そのほか解錠/施錠、返却、利用料金の決済などアプリ1つで操作できるという。REXEVの提供するカーシェアリングシステムは、REXEV独自のエネルギーマネジメントシステムと連携しており、需給逼迫時の充放電制御を行なってEVを効率的に運用し、燃料代や電力代などのコスト削減を実現するとのこと。