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トムス、トヨタ車のレストアに関する「レストア相談会」を大阪オートメッセ2024で開催

2024年2月6日 発表

トムスのレストモッド車両「トムス80スープラ レストモッド」

 トムスは2月6日、レストモッド車両の「トムス80スープラ レストモッド」を「第27回大阪オートメッセ2024」(インテックス大阪:2月10日〜12日開催)に出展、出展ブースにおいて「レストア相談会」を実施すると発表した。

 トムスは、2024年に創業50周年を迎えるにあたり、レストア事業へ新規参入することを先日の東京オートサロン2024で発表。サービスラインナップとして「レストア」「レストモッド」「パートレストア&ヘリテージパーツ」の3つを展開してくことを明らかにした。

 大阪オートメッセ2024に出展される「トムス80スープラ レストモッド」は、旧車を現代の技術でよみがえらせる新しいカスタム手法「レストモッド」(レストアとモディファイを合わせた造語)で製作された車両となる。

トムスのレストモッド車両「トムス80スープラ レストモッド」

 トムスのレストア事業は、1970年代から1990年代前半のトヨタ車の車両の状態に合わせて独自のチェックメニューでしっかりと修復された車両づくりを行なうというもの。まず第一弾として「東京オートサロン2024」のトムスブースで公開した、1993年から2002年にかけて販売された「スープラ」をベースに「80スープラ」のレストモッド車両のほか、“ダルマセリカ”の愛称で親しまれていた「セリカ(TA22)」や、「レビン・トレノ(AE86)」「ソアラ(GZ20)」「MR2(SW20)」など、往年のトヨタ系スポーツカーのレストアサービスを展開していくという。

 具体的に「レストア」では、上質の中古車を選定し、独自の基準により、車両状態に合わせ、リフレッシュレベルからライトレストア、フルレストア施工にて修復するサービスとなり、例えばボティ、内外装の修復(交換・板金・全塗装・状態によりホワイトボディ化)またエンジンを含む機能パーツについても状態に合わせて機能を修復、ベース車両のパーツは新品交換、または十分に使用可能な場合はメンテナンス後再使用し、旧車でも安心して走行できるコンプリートカーとして販売。

「レストモッド」では、レストアの施工に加え、現代の法規対応や技術を用いて安全性の向上と機能パーツのクレードアップとしてコンプリートカー専用パーツ(エアロパーツ、足まわり、マフラー、ブレーキなど)のトムスブランドでカスタマイズし、パフォーマンスを向上させた、特別なコンプリートカーとして販売。

「パートレストア&ヘリテージパーツ」では、エンジンのオーバーホール(OH)に加え、パート別の補修や再生、専用パーツの復刻販売を行なうサービスで、トヨタ車でのレース経験&ノウハウを最大限に活かすレストアプランとしている。

 出展ブースで行なわれる「レストア相談会」は、レストアサービスの展開に向けて実施されるもので、「大阪オートメッセ2024」トムス特設サイトにおいて、事前申込みを受け付けている。