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ヤナセ「キャデラック品川」「シボレー品川」開所式 「海外ブランドの存在感をこれまで以上に示していきたい」とヤナセ吉田多孝社長
2024年2月9日 17:37
- 2024年2月9日 開催
2025年に創業110周年を迎えるヤナセ
ヤナセのグループ会社で米国ゼネラルモーターズのキャデラック、シボレーの両ブランドを専門に取り扱うヤナセグローバルモーターズは2月9日、翌日から営業を開始する「キャデラック品川」「シボレー品川」の開所式を開催した。開所式にはヤナセ 代表取締役社長執行役員 吉田多孝氏、ヤナセグローバルモーターズ 代表取締役社長 大三川泰生氏、ゼネラルモーターズ・ジャパン 代表取締役社長 若松格氏が出席して祝辞を述べた。
「キャデラック品川」「シボレー品川」は東京都港区芝浦にあったショールーム＆サービス拠点「キャデラック東京」「シボレー東京」が移転し、リニューアルオープンした店舗となり、グローバルキャデラックが全世界で展開する最新CIを東京都内で初めて導入。ブランドを体現する先進的なテクノロジーやデザイン性の高さを連想させる白とシルバーを基調とした外観と、豪華さと落ち着いた温もりを演出する木目基調のインテリアを組み合わせ、キャデラックの“革新的で洗練されたアメリカンラグジュアリー”を表現しているという。
敷地面積は従来の約2.5倍、ショールームのスペースは約3倍に拡大し、最大6台の車両が展示可能。キャデラック、シボレーの取り扱い全モデルの展示車および試乗車をラインアップするとともに、多彩な認定中古車も取りそろえる。また、ショールーム内は来店者のブランド体験を具現化するために車両展示エリア、カスタマーラウンジエリアに分ける作りとした。また、納車式などを行なうデリバリーエリアも新設した。併設するサービス工場では4ベイ＋検査ラインを完備する。
なお、ヤナセは1915年にビュイックとキャデラックの輸入販売で創業した企業であり、2025年に創業110周年を迎える。
キャデラックは創業のタイミングから扱ってきたブランド
開所式で初めに登壇したヤナセ 代表取締役社長執行役員 吉田多孝氏は、今回移転した目的について、キャデラックの革新的で洗練されたアメリカンラグジュアリーを訴求することで、海外ブランドの存在感をこれまで以上に東京エリアで示していくためと語るとともに、「今後の導入が予定される電気自動車への対応も十分に考えており、さらにはショールームの展示台数や試乗車を大幅に拡充することで、スポーティかつ挑戦的なシボレーのブランドエクスペリエンスも合わせて訴求することを考えております」とコメント。
また、キャデラックは創業のタイミングから扱ってきたブランドであることを紹介するとともに、「100年前から本社が所属する港区芝浦で事業を営んできましたが、このたびその歴史ある芝浦を離れ、心機一転、南品川で新たな挑戦をすることとなります。この新拠点はゼネラルモーターズ・ジャパン本社からわずか1kmという至近距離に密着しており、これまで以上に両者の密接な関係が構築できるのではないかと考えております。また、北品川エリアは再開発が活況で、JR高輪ゲートウェイなど大型のビルが建設中で、東京における品川エリアのプレゼンスが今後高まることは間違いない。そういう中で、この未来的な雰囲気を兼ね備えた新店舗が扱うキャデラック、そしてシボレーにふさわしいマーケットの成長に取り組んでいくべきだと考えております」。
「新型コロナウイルスの感染症もおおむね終了し、世界有数の高級車市場を抱える日本、とりわけこの東京マーケットは今後ますます競争が厳しくなっていくことが予想されます。さらには電動化、あるいは自動化といった業界を取り巻く大きな環境の変化も私たちを待ち受けております。こうした100年に1度という自動車激動の時代において、未来を見据えたブランド戦略はこれまで以上に私ども輸入車ディーラーにとっては重要な経営課題と言われており、当社といたしましても、これまで以上にゼネラルモーターズ・ジャパンさんとのパートナーシップを強固にしていきます。どのような時代になっても、またどのような変化が起きても変えてはならないものがあります。それは私どもが生業とする自動車販売事業はお客さまから選ばれ、そして支持されることで成り立っている仕事だと思っています。このお店に来てよかった、このお店でクルマを買いたい。そのようにお客さまに感じていただけたら、われわれのビジネスは将来間違いなく続いているのだと感じています。小林清支店長をはじめ総勢20名の皆さん、今日のこの気持ちを忘れず新たに仕事に取り組んでいただきたいと思っています。そして当社の企業理念に則り、夢と感動あふれるクルマのある人生をお客さまにお届けすることで着実に販売、整備の実績を上げ、この店の経営基盤を安定していただければと思っております」と述べた。
また、ヤナセグローバルモーターズ 代表取締役社長 大三川泰生氏は、「キャデラック品川」「シボレー品川」の立地について、歴史と最先端が融合するエリアで東京の中でも新たな発信源として非常に注目されていると紹介するとともに、「歴史と最先端ということでは、私たちが取り扱うGMブランド、これにも共通する点があると思っております。ゼネラルモーターズ・ジャパンにも歩いて行け、新しくスタートする機会にあたっては絶好のロケーションだと思っておりますし、大きなチャンスだと思っています。開所にあたってはわれわれスタッフ一同、みんなが前向きに、積極的にその準備に携わっていただいたということは非常に頼もしく感じているところです。明日、明後日とオープニングフェアを開催しますが、これからお越しいただくお客さまにキャデラック乗ってよかったな、シボレー乗ってよかったな、そしてこの品川のお店に来てよかったなと思っていただけるように、スタッフ一同団結してGM魂、GM愛を持って取り組んでいきたいと思っております」とコメントした。
