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二輪車の新様式ナンバープレートと希望番号制度、2026年度導入に向けたとりまとめ案公開

2024年3月19日 発表

ナンバープレートの新様式についてのとりまとめ案

 国土交通省は3月19日、「二輪車のナンバープレートの様式見直し及び希望ナンバー制導入に係るワーキンググループ」第四回の検討会を開催。同検討会において、今後2年~2年半の準備期間を置いて、2026年度に新様式のナンバープレートと希望番号制度の導入を行なうことが適当であるとのとりまとめ案が報告された。

「二輪車のナンバープレートの様式の見直し及び希望ナンバー制導入に係るワーキンググループ」は、現行の二輪車のナンバープレートに記載される番号や平仮名などの組み合わせは、一部の地域で底を突く恐れがあるため、ナンバープレート様式の見直しの検討が必要であることと、様式の見直しに伴い、番号や平仮名などの組み合わせが大幅に増える見込みであることから、二輪車ユーザー等から要望のある希望ナンバー制の導入も検討するもの。

 第四回の検討会では、ナンバープレートの新様式は、小型二輪の場合ではC・L・V以外のローマ字10文字も使用可能とし、C・L・Vの後ろに0〜9の数字を追加する、軽二輪の場合では現行で1・2に定められている分類番号を4・5・7も使用可能とし、分類番号の後ろの桁に0〜9の数字を追加する、といったとりまとめ案が報告された。

 新様式のナンバープレートと希望番号制度の導入スケジュールについては、今後、自動車登録検査業務電子処理システム(MOTAS)や希望番号システムを改修し、標板メーカーでは新様式に対応した自動プレス機を導入する必要があるとしている。これらのシステムの改修期間は1年間が目安となり、自動プレス機の導入については、昨今の半導体部品などの供給不足が続いている状況を考慮すると、2年~2年半ほどを要する見込みであるとした。なお、関係省令・通達などの改正作業を行なう必要も生じるが、これらに関しては1~2年程度の作業期間が確保されていれば、十分に対応可能であると報告された。

新様式のナンバープレートと希望番号制度の導入スケジュール