ダイハツ、過去の新型車キャンペーンで業務委託先元従業員の不正発覚 未使用のAmazonギフト券を不正取得

　ダイハツ工業は5月14日、同社が2020年7～8月に実施した新型車キャンペーンで、キャンペーン業務を委託していた業務委託先であるデルフィス（現 トヨタ・コニック・プロ）の元従業員による不正行為事案が判明したと発表した。

　同事案の概要は、ダイハツが2020年に タフチャレ！キャンペーンとして、Twitter（現X）で募集し、参加した顧客の中から抽選で1万名にAmazonギフト券 2020円分をプレゼントする企画を実施したが、同件キャンペーンの業務委託先であるデルフィス（現 トヨタ・コニック・プロ）の元従業員が、当選した顧客が取得したものの、Amazonアカウントにひもづけていなかった未使用のギフト券を不正に取得していたというもの。調査の結果、顧客が取得したギフト券のうち281件について、不正に取得していたことが判明した。

　ダイハツでは、今後の対応について「弊社では、本事案の発生を厳粛に受けとめ、再び同様の事態が発生しないように、原因究明と再発防止に努めてまいります」とコメントしている。

　なお、顧客への対応としては、同事案により不正取得されたギフト券番号を保有していた顧客には、同件キャンペーンに応募したSNSアカウントを通じて事務局より個別に連絡し、ギフト券番号を再発行するとしている。また、上記顧客のうち、応募したSNSアカウントを現在使用していない顧客については、以下の「お問合せ窓口」に、応募したSNSアカウントおよび、贈られたAmazonギフト券番号を連絡してほしいとのこと。その後、照合の上で、新たにギフト券番号を再発行するとしている。

お客様専用 タフチャレ！キャンペーンお問合せ窓口

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