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ル・マン24時間、トヨタ、ポルシェ、フェラーリなどのハイパーカーが車検に集まる

2024年モデルのGR010 HYBRIDが車検場に登場

 6月7日(現地時間)、ル・マン車検が始まり第101回ル・マン24時間レースが幕を開けた。「ハイパーカークラス」が設定されトヨタだけがこのクラスを支えていたが、100周年の記念大会の2023年、突然のBOP変更により戦闘力を失ったトヨタはフェラーリに敗れ2位に甘んじる結果となった。

 そして2024年多くのメーカーが新たにこのクラスに参戦し、実に7つのメーカー23台のマシンがリパブリック広場の車検場に姿を現した。

 WEC第4戦目となるル・マン24時間だが、今シーズンのWECはポルシェが絶好調。そして迎えたル・マン24時間レース。BOPによってどんなレースが展開されるのか、トヨタの巻き返しはなるのか? 期待は高まる。

 なお、6月9日に行なわれたル・マン24時間 テスト走行第1回目結果のトップ3は、7号車「トヨタ GR010 HYBRID」が3分28秒467、6号車「ポルシェ 963」が3分29秒205、20号車「BMW M Hybrid V8」が3分29秒433、テスト走行第2回目結果のトップ3は、6号車「ポルシェ 963」の3分26秒907、4号車「ポルシェ 963」の3分27秒142、8号車「トヨタ GR010 HYBRID」の3分27秒615。

 今後のスケジュールは、6月12日は公式練習1回目、予選、公式練習2回目、6月13日は、公式練習3回目、ハイパーポール、公式練習4回目を予定。そして、6月15日16時(現地時間/日本時間23時)に決勝レースがスタートする。

TOYOTA GAZOO Racingのチームメンバーも集合
車検場にやってきたマシンたち