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三菱自動車、ベトナム事業30周年を迎え記念式典開催

2024年10月8日(現地時間) 開催

ホーチミン市で開催された式典に参加する三菱自動車工業株式会社 代表執行役社長の加藤隆雄氏

 三菱自動車工業の現地子会社であるミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパニー・リミテッド(MMV)は10月8日(現地時間)、事業開始から30周年を迎えたことを記念し、ホーチミン市で式典を開催した。

 三菱自動車はベトナム経済の発展に貢献するため、同国自動車市場創生期にあたる1994年にMMVの前身である生産・販売会社を三菱商事や現地パートナーと合同で設立し、ベトナム事業を開始。

 2023年度には7人乗りMPV「エクスパンダー」がベトナム国内における車種別販売台数で1位を獲得したほか、2024年3月に販売を開始した小型SUV「エクスフォース」も発売初月に同3位を記録するなど、2023年度のMMV全体の販売台数は約3万台を記録している。

 また、2024年度もエクスパンダーが7月まで4か月連続で車種別販売台数のトップ3に入ったほか、エクスフォースが7月から2か月連続で同1位を獲得。加えて9月に新型「トライトン」をベトナム市場に投入し、さらなる販売台数の増加を目指す。

 今回の発表について、三菱自動車工業 代表執行役社長の加藤隆雄氏は「三菱自動車にとって、ベトナム市場はその創生期から共に歩んできた長い歴史があり、現在では当社の成長を支える重要な拠点の一つとなっております。今後もベトナム国内の自動車産業と地域経済の発展に寄与するため、さらなる生産、販売の拡大に努めてまいります」とコメントしている。