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パイオニア、カロッツェリア カスタムフィットスピーカー「Vシリーズ」「Cシリーズ」 ハイレゾ音源の再生に対応

2024年10月~ 順次発売

「TS-V174S」:7万9200円

「TS-T940」:3万6300円

その他オープンプライス

カスタムフィットスピーカー「Vシリーズ」の「TS-V174S」

 パイオニアは、カスタムフィットスピーカーのフラグシップモデル「Vシリーズ」1機種、ハイグレードモデル「Cシリーズ」5機種、チューンアップトゥイーターの単体モデル3機種を10月から順次発売する。

 価格はカスタムフィットスピーカー「Vシリーズ」の17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-V174S」が7万9200円、チューンアップトゥイーター「TS-T940」が3万6300円。それ以外のモデルはオープンプライス。

「Vシリーズ」は忠実な原音再生に加え、新たに「低クロスオーバーによる広指向特性」「全帯域にわたる低歪み」をキーワードとしたサウンドコンセプト“Open & Smooth”を採用し、力強く豊かな低域と高密度で臨場感のある中高域でリアルな音場再生を実現。「Cシリーズ」も“Open & Smooth”コンセプトを踏襲しつつ、躍動感のある低域により臨場感のある音楽再生を実現。セパレートスピーカータイプ3機種とコアキシャルスピーカータイプ2機種をラインアップする。

 Vシリーズ「TS-V174S」は、ウーファー部の振動板の有効振動径を従来比で103%と大型化し、剛性を高めて深型化した「トラスバスケットフレーム」を採用するとともに、新開発の磁気回路で有効振幅量を従来比150%まで拡大することで、メリハリのある豊かな中低域再生を実現。トゥイーター部には、高いヤング率と内部損失を併せ持つ広指向特性の「チタン製バランスドドームダイアフラム」を採用し、豊かな音場と伸びやかで美しい高音再生を実現したという。

 外観ではウーファーのフレーム最外周にローズゴールドカラーのダイヤカットを採用するとともに、トゥイーターにローズゴールドカラーのパールを含有した質感のあるマットブラック塗装を採用することで、高品位なデザインに仕上げた。

 また、トゥイーターとウーファーのネットワーク回路を分離することで、干渉ノイズを排除し、透明感と質感のある高音質再生を実現。それぞれのネットワークを小型化しており、コンソール内やドアの中などへの取付けを可能にしている。加えてトゥイーターに音場の微調整が可能な「ボールジョイント機構」を採用し、トゥイーターを取り付けた後に上下25度、左右22度の範囲でスピーカーの向きを調整できるようにした。

カスタムフィットスピーカー「Cシリーズ」の17cm セパレート2ウェイスピーカー「TS-C1740S」

 一方、ハイグレードモデル「Cシリーズ」では、ウーファー部に2層構造の「アラミドファイバーコーン」や剛性を高めて深型化した「トラスバスケットフレーム」を採用することで、メリハリのある中低域再生を実現。さらに「TS-C1740S/-C1746S/-C1740」は、振動板の有効振動径を大型化(従来比102%)することで、豊かで伸びのある低域再生を実現した。トゥイーター部には、軽量・高剛性で超高域再生を実現する「アルミニウム合金製バランスドドームダイアフラム」や、磁気回路から伝わった振動板の動きをより正確に制御する「ポリウレタンコートエッジ」を採用する。

 また、チューンアップトゥイーターは緻密な音の描写と臨場感を実現し、ハイレゾ音源の再生にも対応。「TS-T940」「TS-T740」では、取付け後でも車室内の形状や取付位置に合わせて最適な向きに角度調整が可能。

チューンアップトゥイーター「TS-T940」