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スズキ、新型「エブリイ」をパキスタンで発表 「ボラン」の後継モデルとして登場
2024年10月14日 14:44
- 2024年10月12日(現地時間)発表
スズキのパキスタンの子会社であるパックスズキモーター社は10月12日(現地時間)、新型「エブリイ」を発表した。11月上旬より販売を開始する。
今回発表された新型エブリイは、パキスタンで仕事でもファミリーカーとしても活躍するワンボックスタイプのコンパクトバン「ボラン」の後継となるバンで、日本で販売する軽商用車「エブリイ」と同じ3395×1475×1895mm(全長×全幅×全高)というボディサイズ、660ccのR06A型エンジン(トランスミッションは5速MT)を採用。
日常の使い勝手の良さや広い室内空間、高い積載能力はそのままに、配達などの業務のほか、レジャーや日々の通勤通学にも使用できるマルチユースなコンパクトバンを現地のニーズに合わせたパッケージングで提供する。パックスズキが現在の日本の軽自動車と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用したモデルを生産・販売するのは、2019年6月に販売を開始した「アルト」に続いて2車種目となる。
なお、パックスズキは1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースとしたモデルを中心に手の届きやすい価格のコンパクトカーを提供しており、現在の四輪生産車種はエブリイ、スイフト、アルト、カルタス、ワゴンR、ラビ。パックスズキの2023年度のパキスタン国内販売台数は4万2986台、シェアは45%となっている。