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SUPER GT第7戦オートポリス、39号車GRスープラの関口/中山組が10番手スタートから今季初勝利

2024年10月19日〜20日 開催

39号車のDENSO KOBELCO SARD GR Supra 関口雄飛/中山雄一組

 大分県のオートポリスで10月19日〜20日に開催された2024年シーズンのSUPER GT第7戦「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」は、39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」の関口雄飛/中山雄一組が、10番手スタートから見事な追い上げで今季初勝利を飾った。

 例年であればオートポリスは最終戦の1つ前となるため、サクセスウェイトは半減されるが、今季は第5戦鈴鹿の延期により、第7戦オートポリスは事実上の6戦目、今大会が最大重量での戦いとなった。決勝レースは4回のセーフティカーが出る荒れた展開となり、1位の39号車関口/中山組に続いて、2位は23号車MOTUL AUTECH Zの千代勝正/ロニー・クインタレッリ組、3位は3号車Niterra MOTUL Zの高星明誠/三宅淳詞組となった。

23号車MOTUL AUTECH Zの千代勝正/ロニー・クインタレッリ組
3号車Niterra MOTUL Zの高星明誠/三宅淳詞組

 39号車として、そして中山選手にとっての優勝は2020年第5戦富士以来4年ぶり。関口/中山のコンビとなってからは初の勝利となった。この勝利で関口/中山組はドライバーズランキングで11位から7位へと浮上。首位と14ポイント差に詰めより、タイトル争いに加わることとなる。

39号車のDENSO KOBELCO SARD GR Supra 関口雄飛/中山雄一組

 台風の影響で延期となった第5戦鈴鹿は12月へスケジュールを移動。2024年シーズンは11月2日〜3日開催の第8戦もてぎ、12月7日〜8日の第5戦鈴鹿の残り2戦となった。

 現時点のGT500のチームポイントは、1位の36号車TGR TEAM au TOM'Sが68ポイント、2位の100号車STANLEY TEAM KUNIMITSUが66ポイント、3位の37号車TGR TEAM Deloitte TOM'Sが65ポイント。

 一方、GT500のドライバーズポイントは、1位の36号車 坪井翔/山下健太組が53ポイント、2位の37号車 笹原右京/ジュリアーノ・アレジ組が51ポイント、3位の100号車 山本尚貴/牧野任祐組が51ポイント。

 なお、第7戦オートポリス GT300クラスの決勝結果は、1位に88号車VENTENY Lamborghini GT3の小暮卓史/元嶋佑弥組、2位に2号車muta Racing GR86 GTの堤優威/平良響組、3位に96号車K-tunes RC F GT3の新田守男/高木真一組となっている。

88号車VENTENY Lamborghini GT3の小暮卓史/元嶋佑弥組
GT300クラスの表彰台