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BMW、「4シリーズグランクーペ」一部改良 新デザインのLEDヘッドライトや赤いMスポーツブレーキなど採用

2024年10月25日 発売

722万円~1190万円

BMW新型i4 M50 xDrive

 ビー・エム・ダブリューは10月25日、「4シリーズ グラン クーペ」を一部改良して発売した。価格はガソリンエンジンモデルの「420i Gran Coupe M Sport」が722万円、48Vディーゼルハイブリッドモデルの「420d Gran Coupe xDrive M Sport」が776万円、バッテリEV(電気自動車)モデルの「i4 eDrive40 M Sport」が886万円。

 また、BMW Mが開発する高性能マシンMモデルのうち、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ、走行性能を高めたMパフォーマンスモデルもラインナップ。ガソリンエンジンモデルの「M440i Gran Coupe xDrive」が988万円、バッテリEVモデルの「i4 M50 xDrive」が1190万円。国内モデルは全て右ハンドル仕様で、納車は2024年10月からの予定。

i4 M50 xDrive
アダプティブLEDヘッドライトを搭載
Mスポーツモデルは、赤塗装の「Mスポーツブレーキ」を装備

 4シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおけるスポーツセダンの代名詞である3シリーズの派生モデルとして、2013年に初代モデルが誕生。クーペモデルならではのスポーティでエレガントなデザインを持ち、運動性能においてもスポーティかつダイナミックを両立する。

 4シリーズ グラン クーペはその4シリーズをベースにしたプレミアムコンパクトセグメントの4ドアクーペモデルで、2014年に初代モデルが誕生し、2021年には第2世代に進化。今回発売する新型4シリーズ グラン クーペは第2世代の一部改良モデルとなる。

i4 M50 xDriveのインテリア
i4 M50 xDriveの前席
i4 M50 xDriveの後席

 新型4シリーズ グラン クーペは、ヘッドライトに新デザインのLEDヘッドライトを採用。M440i Gran Coupe xDriveおよびi4 M50 xDriveはアダプティブLEDヘッドライト、レーザーテールライトが標準装備となる。

 また、Mパフォーマンスモデルは赤で塗装されたMスポーツブレーキを装備し、フロントまわりに採用されていた従来のセリウムグレーの加飾部分をブラックとしたほか、ヘッドライト内の光機部をブラックアウトすることで精悍なイメージを高めている。

 そのほかバッテリEVモデルの新型i4は、2022年に誕生した初代モデルを一部改良したことで、一充電での走行可能距離はi4 eDrive40 M Sportが595km、i4 M50 xDriveが542kmとなった。

新型i4 eDrive40 M Sport

従来同様に最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載

 高性能カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムの装備により、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を装備。一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行を可能としている。

 また、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも搭載。「OK、BMW」と話しかけることで車両の操作、目的地の設定等が可能。さらにApple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性も大幅に高めた。

 そのほかにも、BMWデジタル・キーの標準装備により、車両のキーを持たずとも対応スマホをドアハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらに指定の場所にロック解除に使用したスマホを置いてスタートボタンを押すことでエンジンの始動も可能としている。

新型M440i Gran Coupe xDrive
M440i Gran Coupe xDriveのインテリア