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パナソニック オートモーティブシステムズ、アポロとの新経営体制へ移行

2024年12月2日 発表

パナソニック オートモーティブシステムズ新体制スタート

 パナソニック オートモーティブシステムズ(PAS)は12月2日、Apollo Global Management Inc.をはじめとするアポロ・グループ(アポロ)が、パナソニック ホールディングス(PHD)からPASの株式の80%を取得したのに伴い、アポロとの戦略的パートナーシップに基づく新しい経営体制へ移行すると発表した。

 なお、今回のPHDからアポロへの株式譲渡は、2024年3月29日に両者が締結した株式譲渡契約および株主間契約に基づくもの。同取引によりPASはPHDの持分法適用会社となるが、引き続き共通の経営理念を持つパナソニックグループの一員として企業価値最大化を図っていくとしている。

 PASは、その社名、本社所在地、事業内容は継続しつつ、アポロとの戦略的パートナーシップにおける新たな経営体制の下、事業を推進。一連の取引に伴い、国内・海外のPASグループ子会社については、より効率的な事業運営を目指すため、PHDからPASへの移管など一部再編を行なっていくとしている。

 今後は、さらなる継続した成長を目指し、「新戦略的焦点・合理化された組織体制を通じて世界一のオペレーション能力を実現」「ソフトウェア開発力をさらに強化し、車載コクピット領域の進化を牽引」「さらなる成長に向けて検討を加速し、事業ポートフォリオを最適化」といった取り組みに焦点を当てるとしている。