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レッドブル、カッレ・ロバンペラ選手が「頭文字D」の藤原拓海やトップドライバーと峠でドリフトバトルする動画公開

2025年1月10日 公開

レッドブルがスペシャル動画を公開した

 レッドブル・ジャパンは1月10日、WRC(世界ラリー選手権)チャンピオンでレッドブル・アスリートのカッレ・ロバンペラ選手が、日本のモーターストリート界のレジェンドたちや、自動車マンガ「頭文字D」(しげの秀一著)の主人公である藤原拓海と峠でドリフトバトルを繰り広げる動画をYouTubeのRed Bull Motorsportsチャンネルにて世界同時公開した。

 また今回のコラボレーションは、頭文字Dの連載開始30周年の節目を記念して成立したというもの。動画はロバンペラ選手が操る「Red Bull GR COROLLA」が、ドリフト仕様のトヨタ「マークII(JZX90&JZX100)」や日産「スカイライン(R34)」 「180SX(RPS13)」 のほか、カスタムボディーキットメーカーLiberty Walk(リバティーウォーク)が所有する「LB-WORKS フェラーリF40」「LB-WORKS ランボルギーニ・アヴェンタドール」「LB-WORKS ポルシェ977」などのスーパーカー、CUSCO Racing(クスコ・レーシング)の「GRヤリス」「ADVAN GR86」などのチューニングカーと山の麓から山頂まで戦い、ダウンヒルでは“パンダトレノ”でおなじみの藤原拓海が駆る「藤原とうふ店」と書かれたトヨタ「スプリンタートレノ(AE86)」との激しいドリフトバトルを繰り広げるというストーリー。

峠最速は誰だ|頭文字D藤原拓海 vs WRCカッレ・ロバンペラ(7分10秒)
ドリフト4人衆とのバトル
スーパーカーともバトル
チューニングカーともバトル
マンガ頭文字Dの藤原拓海ともバトル

 撮影は青森県弘前市にある岩木山で行なわれ、WRCなどでロバンペラ選手が使用しているカーナンバー69と同じ69個のカーブがあり、麓から8合目までが9.8kmにおよぶ有料自動車道「津軽岩木スカイライン」で5日間にわたり実施。また、レーシングドライバーの織戸学選手、ドリフトレースドライバーの金田義健氏、草場佑介氏、松山北斗氏、増田利光氏、Liberty Walkの加藤渉氏とクルーたちがハンドルを握り、横浜ゴムやCUSCO、HKSからタイヤやパーツ交換、整備のサポートもあったという。

青森県弘前市にある岩木山の有料自動車道「津軽岩木スカイライン」で撮影
レーシングドライバーの織戸学選手
Liberty Walkの加藤渉氏

 ロバンペラ選手は2020年のWRCラリー・ジャパンのレース後、「頭文字Dで豆腐を運ぶように運転した」とコメントしていて、マンガ頭文字Dについては、「物語の冒頭で拓海が自分のドライビングスキルに気づいて進展するストーリーはとてもクールです。私はこの頭文字Dのスタイルが好きで、世界中のドリフト文化がここから影響を受けていることを知っています」と、幼少期から「頭文字D」の影響を大きく受けていると語っている。

頭文字Dの主人公である藤原拓海が駆るトレノを再現
頭文字Dは連載開始から30周年を迎えた
撮影中オフショット