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ホンダ、2027年量産開始予定の次世代燃料電池モジュールのモックアップを世界初公開へ

2025年2月5日 発表

Honda ブースイメージ

 本田技研工業は2月5日、世界初公開となる2027年に量産開始予定の次世代燃料電池モジュールのモックアップを「第23回 H2&FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展~」(東京ビッグサイト:2月19日〜21日開催)に出展すると発表した。

 ホンダでは、30年以上にわたり水素技術や燃料電池(FC)の研究・開発に取り組んできた。この中で、燃料電池モジュール活用のコアドメインをFCEV(燃料電池自動車)、商用車、定置電源、建設機械と定め、水素事業を新たな事業の柱として成長させるべく、事業機会のさらなる拡大を目指している。

 今回のH2&FC EXPOでは、2027年に量産開始予定の次世代燃料電池モジュールのモックアップ、現在開発中の燃料電池定置電源のモックアップを世界初公開するほか、各国でのコアドメインにおける実績や、今後に向けた取り組みを紹介する。

 なお、H2&FC EXPO併催の専門技術セミナーとして2月19日10時30分~12時に、「Hondaの燃料電池開発とカーボンニュートラル社会に向けた取り組み」をテーマに、本田技術研究所 先進パワーユニット・エネルギー研究所 水素パワーユニット開発室 室長 兼 コーポレート戦略本部 コーポレート事業開発統括部 水素事業開発部 DEB統括 遊作昇氏の講演も予定されている。セミナーへの参加については公式Webサイトの情報を確認していただきたい。

第23回 H2&FC EXPO【春】~【国際】水素・燃料電池展 開催概要

主催者:RX Japan株式会社
開催日程:2月19日~21日
会場:東京ビッグサイト 東・南ホール<Hondaブース小間番号 E10-50>