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エイム、沖縄で2人乗り超小型モビリティ「AIM EVM」販売へ 価格190万円より
2025年2月18日 11:37
- 2025年2月17日 発表
エイムは2月17日、2人乗りの超小型モビリティ「AIM EVM」を2025年8月より販売開始予定であることを発表した。販売予定価格は190万円からで、年間1000台の販売を計画。当初は沖縄県限定で販売し、将来的には全国的な販売も計画している。
AIM EVMは、最高速60km/hで、高速道路(高速自動車国道)は走行不可。国土交通省が定める「超小型モビリティ認定制度」の基準を満たした車両として認定され、原動機付自転車(ミニカー)よりも厳しい安全基準をクリアしたことで2名乗車が可能な車両とした。
容量52Ah(総電力量9.98kWh)のリン酸鉄リチウムイオンバッテリを搭載し、一充電航続距離は120km、充電時間は5時間充電(200V)。家庭用100V外部給電ポート(1500W)、クーラー、Apple CarPlay/Android Auto対応7インチモニターなどを標準装備する。
車両サイズは全幅1.3m 全長2.5mというコンパクトなサイズに、最小回転半径3.5mという取りまわしのよさを実現。2名が乗車できるとともに、機内持ち込みサイズのキャリーケース3個分の荷物スペースを確保した。
AIM EVMの開発にあたっては「島に住む人も、訪れる人も、みんなが笑顔になれるモビリティ」をコンセプトに、久米島をはじめとする地域で実地調査を行なった意見を参考に、島嶼部の人々の生活を豊かにすることを願って開発したという。外観は沖縄の守り神シーサーをモチーフとし、デザインは元日産自動車のデザイナー中村史郎氏が代表取締役を務めるSN DESIGN PLATFORMが担当。ルーフは脱着可能で気軽にオープンドライブを楽しめるようにした。
エイムでは、AIM EVMの安定供給のため、沖縄県うるま市に「エイム・モビリティ・オペレーションズ株式会社」を設立。県内企業との販売ネットワークを確立し、充実したサポート体制を構築していく。