トヨタ、新たな取締役体制で藤沢久美氏ら社外取締役5名を新任

　トヨタ自動車は2月25日、第121回定時株主総会後の取締役体制を公表した。新たな取締役会を構成するメンバーの半数は独立社外取締役となる予定で、藤沢久美氏ら社外取締役5名が新任される。

　第121回定時株主総会後の取締役体制については、、同日公表された「監査等委員会設置会社」への移行に伴い、「監査等委員である取締役」を除く取締役を6名、「監査等委員である取締役」を4名とする、10名体制。

　代表取締役会長の豊田章男氏、代表取締役社長の佐藤恒治氏、代表取締役副社長は中嶋裕樹氏と宮崎洋一氏。

　取締役として、社外取締役の岡本薫明氏と藤沢久美氏が新任。「監査等委員である取締役」には、クリス レイノルズ氏のほか、社外取締役のジョージ オルコット氏、大島眞彦氏、長田弘己氏が新任。

　新たな取締役は、株主総会の承認を経て正式決定。代表取締役および役付取締役の選定は、総会後の取締役会にて正式決定され、退任予定の取締役や監査役は、総会終結のときをもって退任される。

　なお、発表に合わせて、4月1日付の役員および幹部職（本部長・President・Fellow等）の担当変更も発表されている。