ピレリ、新サマータイヤ「チントゥラート P9 AS」 オートバックス専売でSUVやセダン、輸入車に特化したサイズ展開

新サマータイヤ「Cinturato P9 AS」

　オートバックスセブンは3月12日、2019年に発売したオートバックスグループ専売タイヤであるピレリ「P8 FS」の後継として、新たにサマータイヤ「Cinturato P9 AS（チントゥラート ピーナイン エーエス）」をオートバックスグループ店舗およびオートバックス公式サイト「オートバックスドットコム」で発売した。サイズは売れ筋のSUVサイズやセダン、輸入車に特化しており、205/60R16～275/35R20の全38サイズ（サマータイヤ36サイズ・ランフラットタイヤ7サイズ）を展開。

　全サイズとも、国際連合欧州経済委員会（UNECE）において策定された技術基準が定める車外騒音基準値を満たす「低車外音タイヤ」の認証を取得。JATMA（日本自動車タイヤ協会）によるラベリングについては、35サイズで転がり抵抗性能：A、ウェットグリップ性能：b。3サイズで転がり抵抗性能：B、ウェットグリップ性能：bとなっている。

　今回の「Cinturato P9 AS」は、従来品の「P8 FS」と比べて安定性、コントロール性、剛性をさらに強化し、路面が乾いた状態はもちろん、濡れた路面でも高い性能を発揮するというサマータイヤ。

　トレッドパターンは非対称とし、その最適化によってブレーキング性能やハンドリング性能が向上。タイヤ摩耗末期でもトレッドデザインが大きく変化せず、タイヤの接地面に刻まれた細かい溝（サイプ）の長さが保たれるため、従来品よりもタイヤのライフサイクル全体で高いウェット性能を維持するという。

従来品「P8 FS」との性能比較