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ピレリ、新タイヤ「チントゥラート・ロッソ」 全サイズでウェットグリップ指標「a」、転がり抵抗「AA/A」を取得

2022年3月 順次発売

オープンプライス

ピレリの新製品チントゥラート・ロッソ

乗心地、安全性、静粛性を重視した新タイヤ

 ピレリジャパンは、快適性と安全性を求めるユーザー向けの新製品「Cinturato ROSSO(チントゥラート・ロッソ)」を、3月より順次販売開始する。価格はオープンプライス。導入予定サイズは16インチ~19インチの全20種サイズでクロスオーバー、SUV、ミニバン、セダンなどに幅広く対応。なお、全国のイエローハットグループ各店で、3月から順次先行販売される。

 新製品のチントゥラート・ロッソは、フルデプスの溝を持つリブと、そのリブを横断するサイプを配置したことにより、トレッド部に発生する力を滑らかに変化させ、快適な乗心地とドライビングプレジャーを両立したタイヤ。

新製品のチントゥラート・ロッソ

 センターリブに配置された魚のうろこ状のリブが、タイヤが回転するときに穏やかに剛性を変化させ、タイヤの低騒音化を実現したという。さらに、滑らかなショルダー形状と溝面積比率の最適化により、高いブレーキ性能とハンドリング性能を両立。

新製品チントゥラート・ロッソのトレッド面

 主溝に加えてトレッド上に配置された細い周方向の溝により、ウェット性能を向上。この周方向の溝は、荷重がかかったときにのみ溝が開き、排水性を高め、ハイドロプレーニング現象が発生するリスクを低減させる構造を採用。また、さまざまな深さを持つ横方向に配置された溝が、接地面の横方向への排水性を向上させた。

 これにより、日本自動車タイヤ協会(JATMA)のウェットグリップ指標の最高グレードであるラベリング「a」を全サイズで取得。さらに、環境にも配慮していて、JATMAの転がり抵抗のラベリング「AA/A」も取得。排出ガスを削減するとともに燃費向上にも貢献するとしている。

全サイズが低燃費タイヤ
チントゥラート・ロッソ導入予定サイズ