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パイオニア、元コンチネンタル AGのヴェルナ・ケストラー氏がエグゼクティブ・フェロー就任 グローバル成長戦略を加速

2025年4月1日 発表
パイオニアのエグゼクティブ・フェローに就任したヴェルナ・ケストラー氏

 パイオニアは4月1日、コンチネンタル AGでEVP(Executive Vice President、上級副社長)を務めたWerner Koestler(ヴェルナ・ケストラー)氏をエグゼクティブ・フェローに招聘したと発表した。

 ケストラー氏は自動車、航空宇宙、防衛分野で企業の成長、変革に携わる25年以上にわたる豊富な知見と、米国、アジア(中国、韓国、日本)、ヨーロッパでの勤務経験からグローバルな視点を持つ。2007年から2022年までコンチネンタル AGでさまざまな経営幹部職を歴任し、2023年にウィーン工科大学のスピンオフ企業として設立されたディープテック企業であるTTTech AG のChief Performance Officerに就任。2025年4月にパイオニアに入社し、主に海外OEMビジネスの拡大を担っていくという。

 今回の発表について、パイオニア 代表取締役 兼 社長執行役員の矢原史朗氏は「ヴェルナ・ケストラー氏をパイオニアに迎えられたことを大変うれしく思います。ケストラー氏が加わることで、当社OEM事業のさらなる成長に向けた体制を強化し、グローバル戦略を推進していきます。自動車・モビリティ業界でグローバルに活躍してきた人財と、これまで培ってきたパイオニアのブランド力、モノづくり力とを組み合わせ、新たな移動体験を創造していきます」と述べている。