ニュース
マセラティ、世界に1台の「グレカーレ“ジョルジェッティ”エディション」 イタリアを代表する家具ブランドとコラボ
2025年4月11日 08:10
- 2025年4月7日(現地時間) 発表
マセラティは4月7日(現地時間)、ミラノデザインウィーク2025にて、イタリアを代表する家具ブランド“ジョルジェッティ(Giorgetti)”とコラボレーションし制作した、世界に1台の「グレカーレ“ジョルジェッティ”エディション」を公開した。
このコラボは「細部への徹底したこだわり」「完璧を追求する姿勢」「唯一無二の特別な体験を提供する」という両社共通の価値観のもとに実現したもので、インスピレーションを与え合うことで、新たな創造的挑戦を生み出した。
グレカーレ“ジョルジェッティ”エディション
この特別モデルは、BEV(バッテリ電気自動車)の「グレカーレ フォルゴレ」をベースに、エレガンスとイタリアの伝統であるディテールへの情熱を称え、「走るテーラーメイド」を体現。モデナに新しく誕生した作業拠点オフィチーネ・フォーリセリエで、職人技と最新技術を駆使してカスタマイズしたという。
ボディカラーは特注の「グリーンミング・ダスク」を採用し、それに合わせたグリルのインサートが最大の特徴。21インチのホイールは、光沢のあるブラックにグレーのクリアコート仕上げで、ブレーキキャリパーとフォーリセリエのロゴは銅色で統一した。
インテリアは、ジョルジェッティに敬意を表し、「家のような心地よさ」を引き立てるために、デニム色のレザーを使用。シートには、インテリアコレクションでも使用されている、デニム、白、黒、銅の糸を組み合わせたジョルジェッティの特注生地を採用。
また、デニム色のアルカンターラ製ヘッドレストには、マセラティの象徴であるトライデントのロゴを初めてウッド素材で施している。センタートンネルやダッシュボード、ステアリングホイール、ドアパネルにはデニムレザーが用いられ、ステッチによるデザインが施されている。
ステンレスとウッドを組み合わせたドアシルは、「Due Icone, Una Visione(2つのアイコン、1つのビジョン)」と「Eleganza Senza Tempo(タイムレスなエレガンス)」をレーザー刻印することで、イタリアの卓越性を讃えている。
ジョルジェッティ・マセラティ・エディション
インテリアコレクション「ジョルジェッティ・マセラティ・エディション」は、海と空を結ぶ壮大な旅をテーマにし、ネプチューンのトライデントにちなんだ名前が付けられている。また、神話の世界や力強い自然を表現し、マセラティモデルにインスピレーションを与え続けてきた風と海の深いつながりを称えつつ、その美しさで強い印象を残す水の精霊ニンフのように、アイテムは調和と力強さを物語っている。