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ダイチャレの2025年シーズンがスタート! 雨天をものともしない盛り上がりをみせた「D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup 富士」レポート

2025年4月13日 開催
2025年の「D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup」がスタート。2025年は6回開催される

 4月13日、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイ内ショートサーキットにて、「D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup 富士」が開催された。

 D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupはスポーツ走行の初心者から上級者までを対象としたサーキットタイムアタックイベントで、モータースポーツに真剣に取り組むことを通じてクルマの楽しさをこれまで以上に感じてもらうことを目的としている。

2025年のD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupが富士スピードウェイ ショートサーキットよりスタート。エントリー開始早々に募集定員に達してしまうという大盛況となった

 2025年度は今回の開催を皮切りに、6月22日に大分県のSPA直入(募集期間は4月21日~6月6日)、8月17日に北海道の十勝スピードウェイ(募集期間は6月23日~7月31日)、9月14日に広島県のTSタカタサーキット(募集期間は7月28日~8月29日)、10月25日に宮城県のスポーツランド菅生(募集期間は9月1日~10月10日)、そして2025年最後は12月13日に沖縄県のモータースポーツマルチフィールド沖縄(募集期間は10月27日~11月28日)となっている。

 ちなみにD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupの人気は高く、例年、募集期間が始まると比較的早い時期に枠が埋まる傾向だが、今回の開催は募集期間から数時間ほどで枠がすべて埋まってしまったという。

 実際、参加者の方からも「日付が変わると同時に申し込みをした」という声もあっただけに、参加を考えているのなら直前で「どうしようかな」と検討するのでなく、前もって参加の意志を固めておいて、募集期間になったらすぐに行動した方がいいだろう。

 そこで参加への意思固めのための手助けや、まずはどんなことをするのか知りたいという人に向けて、D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupの内容や開催当日の流れを改めて紹介する。

D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupの参加対象は、参加当日に有効な運転免許証を所持し、車両やコースに対して適切に判断できる人。参加できる車両はダイハツ車およびOEM車となる
D-SPORT Racing Teamよりチーム監督の殿村裕一氏(ダイハツ工業/右)と、全日本ラリーやWRC ラリージャパンにも参戦する相原泰祐氏(ダイハツ工業/中)も現地に来ていて、ドライビングアドバイスや同乗走行などを行なっている。左はD-SPORTを展開するSPKの従業員、岡本悠希氏。KYOJO CUPに参戦するレーシングドライバー

レギュレーションを簡単に紹介

 今回のD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup 富士は70台ほどの募集枠が設けられた。クラス分けは「コペン エキスパートクラス1」「コペンエキスパートクラス2」「コペンビギナークラス」「ターボクラス」「NAクラス」「レディースクラス」「オープンクラス」となる。

 参加車両はカスタムの有無を問わず車検に通る仕様であることや、安全に走れるための適切な整備がされていることが前提となる。サーキットを走るうえで特別な装備は指定されていないが、コペンなどのオープンカーは4点式以上のロールバーを装着していない場合はハードトップを閉めての走行となる。

 シートベルトは純正のベルトでOKだが4点式以上のベルトが推奨されている。また、サーキット走行ではコースアウトした際など、オフィシャルの作業車に引っ張ってもらうことがあるので、牽引フックを必ず前後に取り付けることになっている。なお、牽引フックは純正品でもいいので、どこにあるか分かっていないなら事前に調べて見つけておくこと。

 あと、タイヤは市販ラジアルタイヤのみが使用可(オープンクラスのみSタイヤが使用可だが、オープンクラスは賞典外)となっている。

 次はドライバーの装備について。ヘルメットはクルマ用、オートバイ用のフルフェイスヘルメットもしくはジェットヘルメットのみOK(JISやSNELLの規格品が望ましい)。オートバイ用のヘルメットには耳が露出するタイプもあるがこちらは使用不可となる。また、ロードバイク用や工事用のヘルメットもNGだ。

 服装は肌の露出がないことが条件。長袖、長ズボンにグローブ。足下はくるぶしが隠れる靴下、運転に支障のない靴を装備すること。もちろんレーシングスーツ、レーシンググローブ、レーシングシューズの着用であればなお可だ。

ヘルメットなどレーシングギヤをそろえるとそれなりの値段にはなるが、スポーツ走行を趣味として続けるなら購入した方がいいアイテム。気分は引き締まりドライビングもしやすい。そして安全性も高い

2025年のスタート、富士スピードウェイ ショートサーキット開催の1日

 天気予報は終日雨となっていたD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup開催日。ゲートオープンの朝6時過ぎごろにはすでに小雨が降る状態だった。

 D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは1Dayで開催されるので、早朝からイベントは進行する。今回は6時30分から受け付けが始まり、7時30分から開会式。その後は殿村氏、相原氏によるコース攻略の講座がある。そして8時30分からクラスごとにコースイン。まずは練習走行からで、走行時間は各クラス15分となっていた。

サーキットの朝は早い。6時にゲートがオープンとなると続々とエントラントがショートサーキットに到着する
サーキットに到着後、まずは受け付けを済ませる。初参加する場合は早めに来てその後の進行に対して時間的な余裕を持てるようにしたい

 開会式ではD-SPORT Racing Teamの代表を務める井出慶太氏(ダイハツ工業)があいさつをした。井出氏は「今日が今年の第1回の開催となります。昨年も多くの方々にご参加いただきまして、この場所にも昨年お会いした方が何人かいらっしゃいます。2025年は開催の回数を増やしたり、内容を追加したりと今まで以上に皆さまに楽しんでいただけるようなイベントとしていこうと思っております。また、皆さまからのご意見もぜひいただきたいと思っております。そうすることでよりよいイベントにしていくのがわれわれの気持ちです。今回は天気が雨となっております。そのため当然ながら路面のグリップも低下していますので、走る際は十分に気をつけて、楽しくこの日が終われるように過ごしていただければと思います。」と話した。

開会式で参加者を前にあいさつを行なうダイハツ工業の井出慶太氏。D-SPORT Racing Teamのチーム代表を務めている

 続いてあいさつをしたのがD-SPORT Racing Teamよりチーム監督の殿村裕一氏とドライバーの相原泰祐氏。殿村氏は「今年もD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupが始まりました。今日は雨模様ですが、雨の日はドライビングの練習には適しています。クルマにもタイヤにも優しい条件です。今日はおかげさまでフルグリッドになっておりますが、そんな中でも安全に気をつけながら1日、しっかりと練習していただきたいなと思っております」と述べた。

 相原氏は「皆さん、今日は素晴らしい天気ですね。何が素晴らしいかと言えばタイヤが減りません。そして一生懸命走って体があったまっても暑さを感じない気持ちのいい気温です。しかもまわりは杉の木がたくさん生えていますが、雨の日は花粉症がおさまります。そんな最高の天気の中の開催となりました。とはいえ、ウェット路面は気をつけて走らなければいけないものです。注意点はこのあとご説明しますが、とにかく安全に走りきって、最後のパレードランを笑顔でしめてもらいたいと思います」とユーモアを交えたあいさつを行なった。

D-SPORTレーシングチームの殿村氏と相原氏はあいさつのあと、続けてコース攻略の解説を行なった
相原氏がドライブするクルマからの映像をモニターに映しながらポイントを解説。また、今回よりミニFMを使い、走行中の車内で聞けるライブ放送を開始。リアルタイムのアドバイスなどに役立つ取り組みだ
今回の開催ではD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup初参加の方やサーキット走行自体が初めてという方が多かった。こういう部分がこのイベントの特徴と言える
特に指定がないときはピットは先着順。譲り合って多くの人が利用できるように心がける
屋根がないスペースとなることもあるので、クルマから下ろした荷物を置いておくための簡易テントなどがあるといい。キャンプ用チェアなどもあると休憩中が快適になる
たくさんの工具は必要ないがホイールナット増し締め用のレンチ、締めつけ確認用のトルクレンチ、そしてエアゲージはあった方がいい

午前中は練習走行に費やす

 D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupでは上記したようなクラス分けがあり、走行枠もクラスごととなる。

 午前中は練習走行の時間で、各クラスとも走行時間は15分間に設定されている。普段のクルマ移動の時間で考えると15分の走行は短いように感じるかもしれないが、サーキットではアクセルの全開時間が公道走行と比べて圧倒的に長くなるため、15分でもクルマが受ける負担は大きくなる。また、全力走行はドライバーの集中力や体力も消耗するので、サーキットでの15分はけっして短い時間ではないのだ。

 とはいえ、走り始めてしまうと15分はあっという間で気がつくと走行時間が終わってしまったということも多々ある。そこで提案したいのが練習時間中に行なうべきことの目標を立てること。D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupではインストラクターとして殿村氏と相原氏がいるので、走行前に自分の状況を説明し、どういうところにポイントを置いた練習をするべきかのアドバイスをもらうのもいいだろう。

最初の走行枠ではインストラクターが先導して体を慣らす&ラインを覚えるための慣熟走行が行なわれる
貴重な練習時間をどう使えばいいか分からない人は、インストラクターに聞いてみるのも手。2人のインストラクターは、朝の受付時間ごろには会場に来ているので、話しかけるチャンスは十分にある
走行開始時間になると雨の量は多少増えてきたが、果敢に攻めているように見えた
D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupで玄人率(?)が高いNAクラス。雨の中でも安定した走りだった
午前の練習時間は各クラス2回ある
人気のコペンクラス。少し前は880コペンも多かったが、最近は400コペンが増えている
カラーリングを楽しんでいるクルマも多い
こちらはVTuberのラッピング車。ベースはスバルのプレオ(OEM車)
D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは軽トラックも参加できるので、サーキットの写真としては変わったカットも撮れる
練習走行中は、インストラクターによる同乗走行も行なわれているが、同乗用のクルマは2台あり、どちらも現役の競技車というすごさ
話題のミライース ターボの助手席にも乗れる
ミライース ターボは注目の的だった。このクルマの発売を期待している人は多い
軽自動車の中でも軽量で空力もいいボディのミライースにターボエンジン&5速MTを搭載
試作(クルマ自体が試作車のようなものだが)のドリンクホルダーを見せてくれた。ラリー中は、リエゾンという一般道を走行する区間があり、そこでは飲み物を飲んだりするので、車内にドリンクホルダーが欲しいところ。そこで制作したのがこちら。シフト操作に影響がなく、ラリーで使用してもペットボトルが飛び出すことのない形状や角度にしているという
パドックにはD-SPORTやダイハツ沼津販売がブースを出展。D-SPORTブースにはSPKが扱うアルパインスターズのレーシングギヤやアライヘルメットの販売をしていた
こちらはダイハツが展開する「Nibako」を使ったブース
ダイハツ沼津販売ブースではミニゲームのほかデモカーとの記念撮影も行なっていた
今回から表彰台まわりが華やかになった。そしてこの表彰台スペースは記念撮影スポットとして使用できるようになっていた

初参加のエントラントに感想を聞いてみた

ばななしぇいくらてさんと5速MTに換装されたムーヴラテ
かわいらしい外観だが走ると速い

 さて、ここからは参加者の声を紹介していこう。まずは、ターボクラスAに参加していたエントリー名「ばななしぇいくらて」さん。車両はムーヴラテだが、なんとターボエンジンにマニュアル化しているというチューニングカーだ。

 実はこのクルマはD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupには何度も参加しているが、今回はオーナーが都合で来られなくなってしまったために、お仲間であるばななしぇいくらてさんが代理で参加したとのこと。

 こちらのムーヴラテはエンジンだけでなくサスペンションにも手が入ったスポーツ走行仕様車だけに、ほかにもサーキット走行会に参加をしているという。そんな人たちがビギナーの多いD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupになぜ継続的に参加しているのかを聞いてみたところ、このイベント自体が好きであることに加え、ダイハツの人も来ていることから、そういう人にこのクルマを見てもらい、こういうクルマを作ってほしいというメッセージを伝えたいという思いがあるのが理由だという。現実としてミライースターボは登場しただけに、ひょっとするとその気持ちは届いていたのかもしれない。

徳島県から自走で参加の「ワキタタクヤ」さん。愛車はコペンローブ
コペンビギナークラスで出走

 ワキタタクヤさんは前日に四国の徳島を出て約7時間かけて御殿場に到着。そして宿泊しての参加。D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupが開催されていることは以前から知っていて、サーキット走行にも興味があったががタイミングが合わなかったなどの理由で参加していていなかったが、今回ようやく来ることができたという。なお、サーキットもこれが初となるそうだ。コペンの前に乗っていたのがトヨタ「86」ということだったが、これはちょっと面白い乗り換えである。そこで乗り換えたときの印象を聞いてみた。86はFRということでドライブが楽しいクルマであったが、コペンはFFということで乗る前はその点が引っかかっていたそうだ。ところが、実際に乗ってみると全く気になる点はなく、感覚としてはFRと変わらないくらいよく曲がるという印象だったようだ。現在はチューニングショップでブーストアップ+エンジン内部パーツの強化など施して、速さだけでなく、耐久性も向上させた仕様にしているとのこと。

ドライバーは右側の女性の方。エントリーネームは「ぽてのん」さん
真っ黒いミライース。かなりかっこうよかった。クルマの名前は「イカスミ」と名付けているそうだ

 ミライースといえばD-SPORT Racing TeamがK4GPに初参戦した際に、軽量であること、空力がいいこと、燃費がいいことから、競技車に選んだクルマ。つまり素性のよさは折り紙付きのクルマだ。このクルマはコツコツとカスタマイズしていたものだが、そもそもサーキットを走る予定はなかったという。今回のイベントも当初は見学に来るつもりだったものの、初心者でも参加しやすいということを知り「せっかくだから参加してみようかな」という気持ちでエントリーをしたとのこと。なお、イベントの内容に対して、エントリー代がお手頃だったのも出てみようと思った理由の1つのようだ。実際に初めてサーキットを走った印象はどうだったかを伺うと「ドラミでアドバイスされた、コーナーごとに立っている目印のパイロンを追うことが精一杯」だったそうだ。その中で、後ろからのクルマに抜かれたり、無理のないように注意して走ったりと緊張感を持って走っていたという。でも、苦手意識は一切出ず、むしろ楽しく思えたそう。「次も参加したいですか?」という問いにも「ハイ」と笑顔で答えていただいたので、きっとまたサーキットでお会いするはず!?

稀少なコペンクーペに乗る「T.」さん
スポーツカーらしいクーペスタイルはサーキットにも似合う

 2018年に発売されたコペンクーペを新車購入したT.さん。D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは以前から参加してみたい気持ちがあったので、開催地や自身のスケジュールに合うタイミングを探していたという。ちなみに去年の富士スピードウェイ開催にも申し込もうと思ったそうだが、気づいたときには受け付けが締め切られていたので、今回は募集開始と同時に申し込んだとのこと。普段はコペンクーペに乗るオーナーの集まりに参加をするなど、コペンを通じたつながりを楽しんでいるとのこと。サーキット走行は20年ほど前に経験したことがあるそうだが、それ以来は走っておらず、今回が久しぶりのサーキット走行となった。走った感想としては、やはり雨ということで攻め切れない感じだという。実際に目の前のクルマがスピンしてしまうような状況だったので、自分がスピンしないように慎重に走ったそうだ。とはいえ、撮影している側から見ると、走行ラインは毎周同じでクルマの挙動も安定。抑えて走った分いい感じで力が抜けた走りができていたような印象だ。

D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは昼食が付くが、今回は御殿場で有名なパン屋さんにオーダーしたコッペパンならぬ「コペンパン」も追加で配られた。パンの表面には新旧の「COPEN」ロゴが焼き印で入る。中身はあんこorピーナツバター

午後のタイムアタックに向けて皆さん最後の仕上げ

 D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは午後のセッションがタイムアタックになるが、昼休みの時間を利用してインストラクターからドライビングのチェックポイントが説明される。インストラクターの2人は午前中に全車の練習走行チェックしていて、それぞれに改善点を見つけている。そして普段は希望者を対象に走行に関するアドバイスをしているが、今回は雨天ということもあり、進行に1部変更があった。そのため個別ではなくアドバイスを聞きたい人全員に向けてのコメントとなった。

 そこで言われたのが、まずコーナー進入を頑張りすぎている人が多いということ。つまり、突っ込み過ぎということである。コーナー進入で頑張ると速く走ったような気になるが、実はそれほどタイムに影響はないどころか、その後のコーナーの走り方によくない影響が出たり、スピンしたりする危険性も増えてくるので「頑張る意味はないです」というコメントだった。

 また、今回の開催に対して、インストラクターは走行ラインの目印になるようにコーナーのクリッピングポイントにコーン標識を立てているが、そこに寄っていかない人もいたようで「コーンに寄せるよう走り方を変えてください」というアドバイスもあった。

タイムアタックを前にインストラクターから走行のアドバイスがあった。そこで語られたのコーナーへの進入で頑張りすぎないことと、コーナークリッピング置いたパイロンを意識して走ることだった
最終コーナーのクリッピングは出口近くにある。最終コーナーをスムーズに曲がることはホームストレートの車速を伸ばすことになるので「もっとも重要」と説明された
ショートサーキットのホームストレートは下り坂なのでここで車速を伸ばすことを意識するとタイムアップにつながる
どのコーナーにもパイロンが置かれていた。これらはすべてD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupでエントラントが練習に活かせるよう、インストラクターが実走して決めたポイントに置いたもの

 午後になると雨脚はやや強まり、コース上の水たまりは大きく、場所によってはコースを横断するような水の流れができているようなコンディションではあったが、エントラントの皆さんはクラッシュなどすることなく、2回のタイム計測を終了。

 タイムの集計が終わると表彰式になる。D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupは入賞者への賞品が豪華! 今回は、メロンを含む高級フルーツのセットなどが用意された。また、今年からクラスごとのタイム順による表彰のほか、ルーキー賞、ベストパフォーマンス賞、ブービー賞が用意された。このほかにも開催地ごとに特別賞を用意することで、多くの人にその日の走りの成果を味わってもらうことを進めていくそうだ。

タイムアタックはクリアラップを取りやすくするため、クラスを2つに分けて同時コースイン台数を減らしていた
タイムアタックの様子
前のクルマとの間隔の空け方について、車内でも聞ける場内ラジオを使ってアドバイスしていた。聞いていた人は参考になったはず
タイムアタックのころには雨脚も強まり、コースには大きな水たまりや川もできていた
コペンエキスパートクラス表彰式
コペンエキスパート2クラス表彰式
コペンビギナークラス表彰式。27台のエントリーだったので6位まで表彰
ターボクラス表彰式。5位まで表彰された
NAクラス表彰式。6位まで表彰された
レディースクラス表彰式
オープンクラス表彰式
今回から新設された特別賞の表彰式
富士スピードウェイ開催では最後にレーシングコースでパレードランが行なわれる。まずはホームストレートで記念撮影
レーシングコース走行の様子。夜間走行ができるのも貴重な体験
約70台の隊列なのでこのカットに収まらないほど

 以上が富士スピードウェイ ショートサーキットで開催されたD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cupの様子。今シーズンは開催地も増え、内容もさらに充実しているので走ってみたいというダイハツ車オーナーは募集開始日を忘れずにチェックしておいてほしい。

桜咲くD-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup 富士