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BMWとスマホケースの「CASETiFY」が初コラボ サステナブルなオリジナルコレクションを展開

2025年4月17日 発表
BMWとスマホケースの「CASETiFY」が初コラボ

 グローバルライフスタイルブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」と「BMW Lifestyle Collections」は、サステナビリティと自動車の卓越性のシームレスな融合を体現した「BMW | CASETiFY」と、BMW Mシリーズからインスピレーションを受けたコレクションアイテム「BMW M×CASETiFY」を4月22日17時に発売する。

 価格はスマホケースが6050円~、テックアクセサリーが5280円~。現在オンラインストアではウェイトリスト(先行発売)登録を行なっていて、ウェイトリストに登録した人は4月22日13時から商品を購入できる。

 今回、発売に先駆けて、BMWが手掛けるブランド体験ストア「FREUDE by BMW」で、今回のコラボレーションに関する説明会が実施された。

CASETiFYは「Instagramの写真でスマホケースを作ろう」と、Instagramがはやり出した14年前に誕生した
CASETiFYの主な製品ラインアップ。最近はスーツケースといった大きなアイテムも手掛けている

 CASETiFYジャパン ゼネラルマネージャーのゲーリー福元氏は、CASETiFYは自分らしくカスタムできるスマートフォンケースやテックアクセサリーを手掛けるグローバルライフスタイルブランドで、個性や創造性を表現する場を提供するだけでなく、テックアクセサリーのカスタマイゼーションを特徴とし、サステナブルな活動にも取り組むD2C(Direct To Consumer)企業と説明。

CASETiFYジャパン ゼネラルマネージャーのゲーリー福元氏

 販売はECサイトをメインとしつつも、国内は渋谷や大阪、海外ではフランスや香港、中国など、9か国で53店舗を展開中。NBAやコカ・コーラといったブランド、ドラえもんやサンリオといったキャラクター、DIESELなどファッション、アーティストなど幅広いジャンルとのコラボレーションも実現させている。

 同時にサステナビリティにも注力していて、素材をリサイクル・アップサイクル(創造的再利用)して、ユーザーにも地球環境にも持続可能な製品となる開発を行なっている。今回、エココンシャスなユーザーや自動車愛好家、革新的なアイテムに敏感なトレンドセッターに向けたBMW Lifestyle Collectionsとのコラボレーションでは、さまざまなアイテムをラインアップするという。

 また、2024年11月には自社の持つテクノロジーの強みを適合させ、新製品となるスーツケースも発表(現状はアメリカと韓国のみ)するなど、多角的に展開を推進している。

BMW AG Lifestyle Collectionsプロダクツマネージャー アグネス・セトル氏

 続いて、BMW AGでライフスタイル コレクション プロダクツマネージャーを務めるアグネス・セトル氏は、「BMWにとってライスタイルとは、ユーザーやファンとの距離をさらに近づけるための重要なものであると位置づけていて、自動車という枠を超え、アパレル、サングラス、自転車、カバン、フレグランスなど、多彩なプロダクトを通じて日常の自然に溶け込む存在を目指しています。そのために各分野のトップブランドと共創して、単なるロゴの競演ではなく、深いストーリー性を持つ、本質的なコラボレーションによる新たな価値を作りを大事にしています」とブランディングの方向性を紹介。

 また、「優れた製品ラインアップをそろえるだけでは十分ではなく、今求められているのはその魅力を広く伝え、話題を生み出すこと、人々を引き込んで心に残る体験を作り出すことだと考え、今回のコラボレーションを発表しました」と、今回のコラボまでの経緯を説明した。

これまでBMWでは、さまざまなジャンルのトップブランドとコラボした製品を手掛けている

2つのコラボ製品を展開

 今回のコラボ製品に関する説明は、CASETiFY グローバルパートナーシップ統括のベアトリックス・ウォン氏が担当。

CASETiFY グローバルパートナーシップ統括 ベアトリックス・ウォン氏

サステナビリティとデザインを融合させた“イノベーションコレクション”

 BMW | CASETiFYコレクションは、両社のデザイン性の高さ、サステナビリティに対する真摯な姿勢、革新性から誕生した製品で、サステナビリティとデザインをシームレスに融合させたアイテムが特徴。BMWの車両からリサイクルされた素材をアップサイクルし、デバイスを保護するテックアクセサリーコレクションへと昇華させ、サステナブルでありながら高い美しさと機能性を備えた非常に野心的なプロダクツだという。

BMWの各部の材料をリサイクルし、それとCASETiFYの材料を融合させて製品を製造している
黒と青のスマホケースはBMWのヘッドライト部分に使われていたプラスチックと、CASETiFYのリサイクルプラスチックを組み合わせて制作しているという
BMWの窓に使われていたゴムを再利用したウォッチバンド
BMWのアルミニウムを再利用してスマホケースやストラップを製造
カメラのレンズ周囲を覆うリングも再生アルミニウムを採用

 長年引き継がれてきたBMWの精神を表現すべく、細部までデザインされBMWのレガシーを常に身近に感じられる製品に仕上げている。

サステナブルな素材を活用した製品もラインアップ
リサイクル素材を使った製品が大きな特徴

ラグジュアリーとイノベーションを融合させた“エバーグリーン コレクション”

 BMW M | CASETiFYコレクションは、BMW Mシリーズからインスピレーションを得ていて、BMW Mシリーズの卓越したパフォーマンス性能と、CASETiFYのシグネチャースタイルをシームレスに融合させたスペシャルなアイテムで、ダイナミックな美観、ヴォルフガング・ゼーハウス氏が手掛けた伝統のストライプやBMW Mのブランドロゴなど、すべてにBMW Mの精神が反映している。

スマホケース、イヤホンケース、ウォッチバンド、タブレットケースなど、幅広いアイテムをそろえる
ロゴやストライプなどBMW Mの精神を反映したモデル
タブレットケースやイヤホンまで、すべてにBMW Mシリーズのアイデンティティが反映されている

スマホケースのリサイクル材料でフロントバンパーを作成した1台を展示

 なお、今回のコラボコレクションの発売を記念して4月18日~21日の期間、「FREUDE by BMW」にて特別展示を実施。期間中はコレクションアイテムをはじめ、コラボを記念して制作したBMW | CASETiFYのカスタムカーを確認できる。

今回のコラボに合わせて制作されたカスタムカー。随所にCASETiFYのロゴやモチーフが配されている
フロントバンパーはCASETiFYのスマホケースの材料をアップサイクルしたものとなっている
FREUDE by BMWは1階が439m2、2階が421m2の床面積を持つ

BMW | CASETiFY特別展示概要

期間:2025年4月18日~21日
時間:11時~22時
会場:FREUDE by BMW(フロイデ・バイ・ビーエムダブリュー)
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ1F
料金:無料

左から、CASETiFYジャパン ゼネラルマネージャーのゲーリー福元氏、BMW AGでライフスタイル コレクション プロダクツマネージャーを務めるアグネス・セトル氏、CASETiFY グローバルパートナーシップ統括のベアトリックス・ウォン氏