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AUTOLABの「雹対策車両ボディカバー」 あいおいニッセイ同和損保との業務提携で汎用モデルを展開
2025年4月25日 08:30
- 2025年4月24日 発表
AUTOLABは4月24日、あいおいニッセイ同和損害保険と業務提携を結び、5層構造を採用する「雹(ひょう)対策車両ボディカバー」の汎用モデルを展開、あいおいニッセイ同和損保の紹介者を対象に15%割引価格で提供を開始した。
AUTOLABのボディカバー「ASTA ハイルガード 雹対策車両ボディカバー」は、これまで車種に合わせたオーダーメイドで提供していたが、あいおいニッセイ同和損保からの要望を受けて、ボディタイプ×サイズごとの汎用モデルとして展開されることになった。
両社協業の背景としては、近年、日本各地で降雹による自動車被害が深刻化していて、2022年6月には関東地方でピンポン玉大の雹が広範囲に降り、多くの車両が損傷を受けた。2023年7月には群馬県で大規模な雹害が発生し、修理工場への依頼が急増し、修理待ちが1年に達するケースも報告されている。さらに、2024年4月16日には兵庫県南部で大規模な雹害が発生し、自動車や住宅に多大な被害をもたらした。
これらの被害により、修理工場は依頼が殺到し、修理待ちが長期化するケースが増加。また、部品供給の遅延や整備士の人手不足も相まって、被害を受けた車両の修理が長期化しているという。
「ASTA ハイルガード 雹対策車両ボディカバー」の主な特徴は、雹による突然の強い衝撃にも耐えられるよう、「オックスフォード布」「防水プラスチックフィルム」「熱風綿」「スパンボンド不織布」といった約10mmの極厚5層構造を採用。
「クーペ・スポーツカー」「セダン」「ステーションワゴン」「ハッチバック」「SUV」「ミニバン」といったボディタイプに対応するサイズバリエーションを用意。各タイプごとに5種類以上の細かなサイズ展開により、オーダーメイドでなくても驚くほどのフィット感を実現させたという。
汎用モデルとして展開することでより多くのユーザーに製品を提供することが可能となり、あいおいニッセイ同和損保の紹介者に対しては、通常価格の2万4320円から15%割引の価格2万672円で提供される。