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スバル、自然公園財団の鳥取支部大山事業地に「クロストレック」を提供

2025年4月25日 発表
自然公園財団 鳥取支部大山事業地に提供された「クロストレック」

パトロールカーとして大山隠岐国立公園の公園管理を支援

 スバルは4月24日、「一つのいのちプロジェクト」の提携先である自然公園財団が行なう大山隠岐国立公園の公園管理を支援するため、自然公園財団 鳥取支部大山事業地に、パトロールカーとして「クロストレック」を提供したと発表した。

 一つのいのちプロジェクトは、スバルが社会への貢献を通じ、共感・共生の環を広げる活動として、スバル販売特約店とともに取り組んでいるプロジェクト。航空機メーカーのDNAを持ち「人を中心としたモノづくり」のなかで安全を最優先に考え、「いのちを守る」ことを大切にしてきたスバルの想いを軸に、顧客や地域社会とともに行なう活動として取り組みを広げている。

 スバルは、2023年10月に自然公園財団とパートナーシップを締結して以来、自然のいのちを守る活動の支援として、日光国立公園「那須平成の森」、中部山岳国立公園「上高地」への車両提供、環境保全活動に対する支援、自然体験イベントの実施などの連携活動を行なってきた。

 今回、新たな連携先として大山隠岐国立公園との活動を開始。取り組みの一環として、スバル中四国を通じてパトロールカーとしてラッピングを施したクロストレックが提供された。車両のラッピングには、中国地方最高峰の大山の情景や特別天然記念物に指定されているダイセンキャラボク、大山を象徴する鳥としてオオルリとキビタキをあしらい、大山地域の特色を織り込んだ専用仕様となっている。

 今後、提供車両は、大山・桝水高原の公園施設管理をはじめとして、国立公園の特別保護区に侵入した外来植物の除去、公園内の動植物違法採取防止の啓発活動やパトロール、投棄ゴミの回収などに使用されるとのこと。

大山ナショナルパークセンターで車両引渡式が行なわれた。左から、竹口大山町長、鳥居財団専務理事、スバル中四国鈴木社長、藤井営業企画部長