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スバル、日光国立公園 那須平成の森にバッテリEV「ソルテラ」提供 「一つのいのちプロジェクト」開始

2023年10月25日 発表

那須平成の森の活動で使用される「ソルテラ」

 スバルは10月25日、社会への貢献を通じて共感・共生の環を広げる取り組みとして「一つのいのちプロジェクト」を開始した。

 今回、「自然のいのち」の新たな提携先として、全国15の国立公園の公園管理を行なう「自然公園財団」との新たなパートナーシップを締結。その第1弾として日光国立公園にある「那須平成の森」に在籍するインタープリターの活動を支援するため、スバル初の量産バッテリEV「ソルテラ」を提供する。

 車両は那須平成の森での各活動に使用されるほか、那須町周辺の課外授業やそのほかの地域イベントへの出展といった対外活動にも活用される。また、2024年には那須平成の森で自然を楽しむイベントの開催も予定されている。

那須平成の森の活動で使用されるソルテラには専用のデザインが施される

 スバルは、航空機メーカーのDNAを持ち「人を中心としたモノづくり」のなかで安全を最優先に考え、「いのちを守る」ことを大切にしてきたという想いを軸に、ユーザー・販売店・スバル、そして地域社会とともに行なう活動として「一つのいのちプロジェクト」に取り組み、かけがえのない「ひとのいのち」、大切にしたい豊かな森の植物や生き物といった「自然のいのち」の2つをプロジェクトテーマとして、同様の想いを持ち「笑顔のあふれる未来に向けて守り・つないでいく」ために日々活動している人々を応援。これまでにも「水辺の事故ゼロ」を目指している日本ライフセービング協会、世界遺産知床の自然を守り、よりよい形で次世代に引き継ぐことを使命として活動している知床財団へのサポートを行なってきた。

 スバルグループは「笑顔を作る会社」を目指して、CSR重点6領域(「人を中心とした自動車文化」「共感・共生」「安心」「ダイバーシティ」「環境」「コンプライアンス」)を定め、スバルグローバルサステナビリティ方針のもと、グループ・グローバルで意思を共有しながらサステナビリティを推進。今後も真のグローバル企業として持続的な成長を目指すとともに、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していくとした。