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ハーレーダビッドソン、プレミアム復刻シリーズ第5弾「ファットボーイグレイゴースト」 世界限定1990台で日本は234台
2025年5月9日 14:34
- 2025年5月9日 発表
- 362万7800円
ハーレーダビッドソンは5月9日、限定生産のプレミアム復刻シリーズ“アイコンコレクション”から「ファットボーイ グレイゴースト（FAT BOY GRAY GHOST）」を発表・発売した。世界限定1990台で日本への割り当ては234台。価格は362万7800円。
2021年にハーレーダビッドソンが立ち上げたアイコン コレクションは、ハーレーの歴史の中で特に印象的なモデルを現代技術によって生まれ変わらせる、シリアルナンバー入り限定生産の特別なシリーズで、今回のファットボーイ グレイゴーストはその第5弾。1990年に登場した初代FAT BOYへのオマージュとして極めて希少価値の高いプレミアムモデルとなる。
また、ファットボーイ発売35周年を記念したモデルでもあり、ファットカスタムのアイコンへの敬意を表して、各部に鏡面風のリフレクション仕上げが施される。特にフェンダーと燃料タンクはPVD（薄膜コーティング物理蒸着）によるもので、これほど大きな部品にPVDを使用したのはハーレーも初とのこと。この精密なコーティングにより、クロームのような外観でありながら、クロームメッキよりも包括的で、クロームメッキでは不可能なハーレーダビッドソンの耐食性基準を実現したほか、サイドカバーはブライトシルバーのパウダーコート仕上げとなっている。
加えて、丸型エアクリーナー、ロアロッカー カバーの黄色いアクセント、パワートレーンカバー、タンクコンソールインサートなど、FAT BOYのオリジナルモデルからインスパイアされたスタイリングに仕上げている。
また、レースとタッセルがあしらわれたレザーシートや、レースで縁取られたブラックレザーのタンクストラップでノスタルジックな美しさを表現。燃料タンクにある立体的なバッヂは、初代FAT BOYの象徴的なウインググラフィックを再現していて、タンクコンソールには固有のシリアルナンバーが刻まれ、リアフェンダーにはアイコンズ コレクションのバッヂが配される。ホイールはFAT BOY専用のLakester製アルミキャストホイールを履く。
ファットボーイ グレイゴーストは、2025年モデルのFAT BOYから導入された、より高いパフォーマンスと技術を共有。最高出力は75kW（101PS）で最大トルクは165Nmを発揮。個別の触媒を備えた2-into-2エキゾーストを装備することで、マフラーには高音域を抑え、低音域を強調する先進の軽量素材を採用し、パワフルなサウンドを実現した。
新たなサスペンションは、ライダーの快適性を最適化するために再調整されていて、デュアル ベンディング バルブを搭載した49mmのフロントフォークが、フロントホイールを路面に確実に接地させ、快適な乗り心地を提供。また、2025年モデルからは、ライディングモード（ロード、レイン、スポーツ）の選択も可能となり、性能特性とテクノロジー介入レベルの電子制御も可能になったほか、新型オールLEDライトにより視認性も向上している。
なお、ファットボーイ グレイゴーストは、5月10日～11日に横浜・山下埠頭 特設会場で開催される、音楽・ファッション・フード・モーターサイクルが融合する日本最大級のライフスタイルフェス「ブルースカイヘブン」にて日本初公開＆展示が実施される。