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パイオニア、インダッシュ型市販カーAV製品のApple「CarPlay」対応スタート

“Siri”の音声操作で通話やルート検索、テキスト送受信などを実現

ソフトウェアアップデートで既存の製品が「CarPlay」に対応
2014年4月16日発売

 パイオニアは4月16日、同社のインダッシュ型市販カーAV製品をAppleの「CarPlay」に対応させると発表した。2014年初夏に北米とヨーロッパで、すでに販売中の市販カーAV製品に対してソフトウェアアップデートを実施して対応。その後、2014年中に日本を含めたCarPlayを導入するそのほかの地域でも対応を進めていく予定としている。

 CarPlayは、iPhoneを自動車の車内で安全に、快適に利用するためにAppleが提供するインターフェイス規格。Lightningケーブル対応のiPhone(iPhone 5/5c/5s)をCarPlayに対応させた同社カーナビやオーディオヘッドユニットなどに接続。iPhoneの「Siri」を起動させ、通話機能やメッセージ機能、ナビゲーションのための地図機能などがハンズフリーで利用可能になるほか、iPhone内に収められた音楽やPodcast、iTunesラジオなどが楽しめるようになる。

 今後の製品対応は、同社の専用Webサイト(http://www.pioneer-carglobal.com/CarPlay/)で確認できる。

パイオニアのカーナビで直接iPhoneが操作可能になるほか、音声操作にSiriが利用できるようになる

(編集部:佐久間 秀)