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マツダ、「MX-5(ロードスター)」でニュル24時間レースに参戦

ロードスター誕生25周年を記念。ドライバーは元ワークスのステファン・ヨハンソン氏ら4名で構成

ニュル24時間レースに「MX-5(日本名:ロードスター)」が参戦
2014年6月21日~22日(現地時間)開催

 マツダは5月19日、6月21日~22日(現地時間)にドイツで開催される「ADACチューリッヒ24時間レース(通称:ニュルブルクリンク24時間レース)」に「MX-5(日本名:ロードスター)」で参戦すると発表した。

 今年MX-5が誕生25周年を迎えたことを記念し、イギリスの「JOTA Sport(ジョタ・スポーツ)」と提携してニュル24時間レースに参戦。車両の製作、レースの運営はJOTA Sportが行う。参戦クラスはV3(無改造クラス)で、チーム名は「マツダ・モータースポーツ・チームJOTA」となっている。

 ドライバーは、ル・マン24時間レースでマツダワークスドライバーとして活躍した経験のあるステファン・ヨハンソン氏、ニュルのコースに造詣の深いヴォルフガング・カウフマン氏、MX-5で英国内のさまざまなレースに参戦してきたジャーナリストのオーエン・ミルデンホール氏に加え、国内のロードスター・パーティレース・チャンピオンの加藤彰彬氏の4名で構成される。

 初代MX-5は1989年2月に米国シカゴオートショーで発表され、以降1998年、2005年にフルモデルチェンジを実施。4代目に当たる次期MX-5に関して、現時点で具体的な発売日などは不明なものの、2015年からフィアット傘下のアルファ ロメオ向けMX-5をマツダの本社工場で生産することが決定している。また、今年のニューヨーク国際自動車ショーでは、次期MX-5用のFRレイアウトの「SKYACTIVシャシー」が公開されている。

(編集部:小林 隆)