ニュース
フォード、新型「マスタング」を350台限定の特別仕様車として来春発売
2015年後半にはマスタング初の右ハンドル仕様車をラインアップ
(2014/10/16 00:00)
フォード・ジャパン・リミテッドは、新型「マスタング」の予約受注を11月1日から開始する。日本導入の先駆けとなるのはマスタングの誕生50周年を記念する特別仕様車「50 YEARS EDITION」で、465万円で350台を限定販売する。
また、新型マスタングでは2015年後半に、マスタング初となる右ハンドル仕様車、5.0リッター V型8気筒エンジンモデル、コンバーチブルモデルをラインアップに加えることも同時に明らかにされた。
マスタング 50 YEARS EDITIONは最新の直列4気筒 2.3リッターターボエンジンを搭載。最高出力231kW(314PS)/5500rpm、最大トルク434Nm(44.3kgm)/3000rpmを発生し、トランスミッションにはパドルシフトでマニュアルモード走行が楽しめる6速AT「6速SST(セレクト・シフト・オートマチック・トランスミッション)」を採用している。
足まわりも新設計となっており、フロントにマクファーソン・ストラット式、リアにはインテグラルリンク式独立サスペンションを採用。新たに軽量で高剛性なペリメーター型サブフレームを設定し、高い走行性能と快適性を高次元で両立させる。また、「Normal」「Sport+」「Snow/Wet」「Track」という4種類のドライブモードを用意して、走行シーンに合わせたステアリングの重さやアクセルレスポンス、変速タイミングなどの組み合わせが選択できるようになっている。さらに日本仕様では「パフォーマンス・パッケージ」を標準装備して、ハンドリング性能やブレーキ性能を強化している。
安全性ではフォード初となる助手席ニー・エアバッグなど合計8個のエアバッグを標準装備するほか、独自の車両安定化装置「AdvanceTrac(アドバンストラック)」を採用。センサーが走行状態を判断し、スリップ状態に陥った場合には自動的にスロットル開度と4輪のブレーキを制御して車両の挙動を安定させる。
このほか、11月1日~2015年2月1日まで予約キャンペーンを実施し、全国のフォードディーラーで予約した人に、先行予約記念品として「マスタング50周年記念ブック(英語版)」をプレゼントする。