ニュース

NEXCO西日本 東九州自動車道 豊前IC~宇佐IC間を3月1日15時に開通

沿線の自動車関連企業誘致により地域産業の発展を期待

2015年1月21日発表

自動車組立工場が多くある東九州道沿線。豊前IC~宇佐IC間の開通により、さらなる企業誘致を期待する

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は1月21日、東九州自動車道 豊前IC(インターチェンジ)~宇佐IC間(延長21.1km)を3月1日15時に開通すると発表した。

 東九州道は、北九州市を起点とし、福岡、大分、宮崎、鹿児島の各県を結び鹿児島市に至る延長約436kmの高速自動車国道。九州の東側を走り、東九州域の地域交流活発化が期待されている。

 今回開通する豊前IC~宇佐IC間により、豊前市~大分市間の移動時間が80分から70分へ10分短縮するほか、残る椎田南IC~豊前ICの開通により北九州市~大分市間の移動時間が整備前の200分から105分へと約95分短縮することを見込む。

 とくに東九州沿岸では、東九州道や中津港、北九州空港の整備によりトヨタ自動車九州 小倉工場、トヨタ自動車九州 苅田工場、日産自動車九州、ダイハツ九州など自動車組み立て工場が進出。自動車関連企業も増え苅田町の製造業従事者も増えているという。物流ネットワークの充実により、さらなる地域産業の発展、雇用促進を期待するとしている。

(編集部:谷川 潔)