日産、エコカー減税の免税措置が受けられる「エクストレイル ハイブリッド」

　日産自動車は、独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を搭載するエクストレイルの派生モデル「エクストレイル ハイブリッド」を5月13日に発売する。価格は280万4760円～324万円。

　インテリジェント デュアル クラッチ コントロールは1モーター2クラッチ式のハイブリッドシステムで、エクストレイル ハイブリッドではこれにコンパクトですばやい充放電が可能なリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。また、ハイブリッドシステムに合わせて直列4気筒DOHC 2.0リッターの「MR20DD」エンジンも最適化を実施。補機ベルトの廃止、低フリクションオイルシールの採用などによって基本性能を高め、システム全体の改善でさらなる低燃費化を推し進めた。

　これにより、JC08モード燃費は2WD（FF）車で20.6km/L、4WD車で20.0km/Lを実現。全車で「平成32年度燃費基準＋20％」を達成し、「平成17年基準排出ガス75％低減レベル」に認定されたことで、エコカー減税で自動車取得税と自動車重量税が免税（100％減税）となる。

エクストレイル ハイブリッドの走行イメージ

ダイヤモンドブラック

ブリリアントホワイトパール

スチールブルー

ダークメタルグレー

ブリリアントシルバー

チタニウムカーキ

バーニングレッド

MR20DDエンジンは燃費性能を高めつつ、従来と同じ最高出力108kW（147PS）/6000rpm、最大トルク207Nm（21.1kgm）/4400rpmを発生。2つのクラッチの間に設定する「RM31」モーターは、最高出力30kW（41PS）、最大トルク160Nm（16.3kgm）のスペックを持つ

エクストレイル ハイブリッドのインテリア。2列シートの5人乗りとなる

コンパクトなリチウムイオンバッテリーの採用により、ラゲッジスペース容量は400L（VDA）を確保