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ホンダ、エアバッグ装置の不具合で「フィット」など計33万8728台をリコール

インフレータ容器が破損、飛散して乗員が負傷するおそれ

2015年5月28日発表

旧型フィットのリコール 改善個所説明図

 本田技研工業は5月28日、エアバッグ装置に不具合があるとして「フィット」など、計33万8728台のリコールを国土交通大臣に届け出た。

 対象となるのは、「フィット」「フィット アリア」「フリード」「CR-V」「モビリオ」「モビリオ スパイク」「アコード」「インサイト」「エリシオン」「エリシオン プレステージ」「インスパイア」「セイバー」「エレメント」「ラグレイト」「MDX」で、2001年2月8日~2013年9月23日に製作された、合計33万8728台。

 不具合は、エアバッグ装置に使用されるインフレータ(膨張装置)で、エアバッグ展開時にインフレ-ター内圧で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。

 対策として、運転者席側SRSエアバッグのインフレーターを代替品と交換。助手席側エアバッグも予防的措置として、エアバッグインフレーターを年式の古いものから新品と順次交換、回収して原因調査を実施する。

フィット アリアのリコール 改善個所説明図
インスパイア、セイバー、エレメントのリコール 改善個所説明図
ラグレイト、MDXのリコール 改善個所説明図
エリシオン、エリシオン プレステージのリコール 改善個所説明図

(編集部:椿山和雄)