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マツダ、「2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で「787B」がデモ走行
5台のロータリーレーシングカーによるエンジンスタートデモも実施
(2015/7/9 18:44)
- 2015年6月26日~28日(現地時間)開催
マツダのイギリス現地法人であるマツダ・モータース・UK(MMUK)は、6月26日~28日(現地時間)に開催されたヒストリック・モータースポーツイベント「2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に参加。その年のテーマを象徴する巨大モニュメント「セントラル・フィーチャー」に「マツダ 787B」(レプリカ)と「マツダ LM55 ビジョン グランツーリスモ」(フルスケールモデル)という2台のマツダ車を展示したほか、さまざまな車両のデモ走行を実施した。
デモ走行では、ル・マン24時間耐久レースで総合優勝を果たした唯一の日本車である「マツダ 787B」をはじめ、「マツダ 787」「マツダ 767B」「マツダ RX-792P」「マツダ RX-7 GTO」といった5台の歴代マツダロータリーレーシングカーや、新型「MX-5」(ロードスター)が登場。新型「MX-5」の運転はマツダ 常務執行役員 毛籠勝弘氏とマツダ 執行役員 デザイン本部長 前田育男氏の2人が担当したほか、5台のロータリーレーシングカーは走行後にセントラル・フィーチャー前に集合。いっせいにエンジンをスタートしてロータリーサウンドを響かせるデモも行って観衆にアピールしている。
このほか、セントラル・フィーチャーのアンベール式典では、前田氏が「このセントラル・フィーチャーは、マツダが常に他に真似できない独自の技術を持つ、エンジニアリングとデザインに強みを持つ会社であることを表現しています。皆さんの目の前にあるオブジェは、生き物の動きの中にある強さ、美しさと緊張感、そして日本の美意識である無駄をそぎ落とした美しさという、マツダの魂動デザインの考え方を表現しています」とコメントしている。