フォルクスワーゲン、SUVルックの“クロスシリーズ”第4弾「cross up!（クロスアップ!）」

　フォルクスワーゲン グループ ジャパンは8月18日、スモールカー「up!」にクロスオーバールックの専用パーツを組み合わせた「cross up!（クロスアップ!）」を発売した。価格は194万円。ステアリング位置は右のみ。

エクステリアではシルバー色の専用フロント＆リアバンパーをはじめ、ホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディングなどを装備。16インチのアルミホイールも専用品となる

「クロスポロ（2006年）」「クロスゴルフ（2007年）」「クロストゥーラン（2012年）」に続く“クロスシリーズ”の第4弾モデル。

　エクステリアでは、シルバー色の専用フロント＆リアバンパーやホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディング、シルバードアミラー、シルバールーフレールを採用したほか、up!シリーズでもっとも大径となる16インチの専用アルミホイール（タイヤサイズ：185/50 R16）を装備。最低地上高も10mm高くして、クロスシリーズ特有のSUVルックを際立たせている。

　ボディーサイズはベースとなるup!が3545×1650×1495mm（全長×全幅×全高。2ドア/4ドア共通）なのに対し、cross up!は3570×1650×1520mm（全長×全幅×全高）と、25mm長く、25mm高いサイズになる。ボディーカラーはトルネードレッド、キャンディホワイト、ブルーベリーメタリック、リフレックスシルバーメタリック、ディープブラックパールエフェクトの全5色を設定する。

　一方、インテリアではダッシュパッドの色にレッド、ブラックパール、ダークシルバーの3色を設定し、ボディーカラーに合わせた色が組み合わせられる。シートカラーはレッド/グレーまたはアンスラサイト/グレーの組み合わせ。そのほか「high up!」と同様のレザーステアリング、レザーハンドブレーキといった上級装備が与えられている。

　パワートレーンはベースのup!と同様に、直列3気筒DOHC 1.0リッターエンジンに5速シングルクラッチAT「ASG」の組み合わせ。最高出力は55kW（75PS）/6200rpm、最大トルクは95Nm（9.7kgm）/3000-4300rpm。アイドリングストップ機能やブレーキエネルギー回生システムを搭載するが、JC08モード燃費はup!が25.9km/Lなのに対し、cross up!は25.2km/Lとなっている。

シートカラーはレッド/グレーまたはアンスラサイト/グレーを設定

キッキングプレートにもcross up!のロゴが入る

●ボディーカラーとインテリアのカラーコンビネーション