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互助交通、10月上旬から都内で「ロンドンタクシー」を運行

車いすやベビーカーをたたまずに乗車可能な最新ユニバーサルデザイン

2015年10月上旬開始

730円~

 タクシー運送業を行っている互助交通は、東京都内で「ロンドンタクシー」を使った「思い出タクシー」の運行を10月上旬から開始する。利用料金は通常のタクシー料金と変わらず、初乗り730円から。

 ロンドンタクシーは名称どおり、英国 ロンドンが発祥で長い歴史を持ち、山高帽をかぶったままでも乗れる高い室内高が特徴となっている車両。現代ではこの室内高を生かし、車いすを利用して乗車可能で、ベビーカーも折りたたまずに載せられるユニバーサルデザインが魅力の1つとなっている。

 また、登場初期のスタイルを色濃く残すクラシカルなエクステリアデザインが今回の導入理由の1つになっており、同社ではこの懐かしさを感じさせるロンドンタクシーにより、乗客の旅の記憶に残るタクシーにすることを目指しているとのこと。この車両に合わせ、乗務する運転手の制服も特別仕様になる。さらに、この想い出タクシーを使用した貸切プラン(1時間4650円からを予定)、観光案内を含めたツアーといった展開も予定している。

ロンドンタクシー主要諸元
全長×全幅×全高4,566×1,783×1,823mm
車両重量1,880kg
エンジン「4G69S4N」型 直列4気筒SOHC 2.3リッター
最高出力152馬力
乗車定員フロント1名 リア5名 計6名定員
リアドア側に対面着座の5人分のシートを備えるロンドンタクシー。丸形ヘッドライトと大型のグリルによるクラシカルなフロントマスクも特徴となっている

(編集部:佐久間 秀)