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アウディ、367PSの直列5気筒ターボ搭載「RS 3 スポーツバック」を日本初公開

4WDシステム「クワトロ」は専用の制御ブログラムでチューニング

2015年10月20日発売

 アウディジャパンは10月10日、「A3」のスポーツモデル「RS 3 スポーツバック」をWEC富士6時間耐久レースの行われている富士スピードウェイで日本初公開した。発売は10月20日より、価格は756万円。

「RS 3 スポーツバック」は、最高出力270kW(367PS)、最大トルク465Nm/1625-5500rpmを発生する直列5気筒DOHC 2.5リッターターボエンジンを搭載、トランスミッションは7速DCTを組み合わせて、駆動方式は4WDとなる。

 パフォーマンスでは0-100km加速で4.3秒、フルタイム4WDシステム「クワトロ」には専用の制御プログラムによるチューニングが施された。最高速は250km/h(リミッター作動)、JC08モード燃費は13.1km/L。

 同モデルについて、アウディジャパン マーケティング本部 本部長 ローへ・マイケル氏は「A3の新しいファミリーとなる、このRSはレーシングスポーツの略で、製造をしているのもクワトロGmbHによるものです。特別なエンジンやサスペンションを採用して、パワーやパフォーマンスという意味でも、A3のトップモデルになります」と紹介。

 また、ローへ氏は「このモデルの魅力はパワフルなエンジンです。367PSの5気筒エンジンを搭載しながら車体が軽いので、実際に乗っていただけるとレーシングモデルで走っているような感覚を味わえます。ターゲットとしては、車を運転をするのが好きな人やテクノロジーに興味がある人に向けて作られています」と話した。

 さらに、ローへ氏は「RSシリーズのなかでは一番コンパクトなので、若い人たちに乗っていただきたい。ボディーサイズがコンパクトでなので日常的にも乗りやすいですし、デザインやインテリアのクオリティは実用的に作られていますので、レースの要素と日常性を兼ね備えたクルマと言えます」と、話した。

RS 3 スポーツバック
各種のエアロパーツを装着
最高出力270kW(367PS)、最大トルク465Nm/1625-5500rpmを発生する直列5気筒DOHC 2.5リッターターボエンジン
トランスミッションは7速DCT、インテリアにはカーナビゲーションなどをコントロールするMMIを装備する

(編集部:椿山和雄)