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2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー スモールモビリティ部門賞 スズキ「アルト」受賞者コメント

2015年12月7日発表

スズキ 常務役員 四輪技術本部長 笠井公人氏とアルト

 スズキ「アルト」「アルト ターボRS」「アルト ラパン」が、12月7日に発表された「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」において、スモールモビリティ部門賞を受賞した。

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による受賞理由は「軽自動車が本来持つべき魅力をとことん追求して登場した、基本性能に極めて優れたモデルとして評価した。技術的にも新開発のプラットフォームや軽量ボディ、スムーズな2ペダルAMTなど注目すべきところは多い。日常的に乗る“アシ”として軽自動車の利点を改めて広くアピールしたと言える」としている。

 今回の受賞に関して、スズキ 常務役員 四輪技術本部長 笠井公人氏は「私たちは小さいクルマで頑張っておりますので、今回の受賞は非常に喜んでおりますし、私どもの原点であるアルトで受賞できたことで、社員一同喜んでいます」と感想を話した。

 また、受賞したアルトシリーズについて、笠井氏は「今回のアルトは、軽量化と燃費を柱に開発をしてきました。軽量化と燃費を狙いながら走りの部分を損なわない、3つを両立させて安定した走りを実現できたところが評価されたと思っています」と述べた。

 加えて、「開発の途中では、燃費にふりすぎて走りが犠牲になる方向に向かう場面もありましたが“クルマは走りだよ”と軌道修正してきました。また、今回アルトシリーズでは、アルトは“経済性や実用性”、ターボRSでは“スポーツ性や上質なもの”、ラパンでは“もっとかわいらしいもの”として作り分けていますが、どのクルマも走りの部分は忘れていません」とコメントした。

(編集部:椿山和雄)