スバル、東京オートサロン2016で「STI Performance Concept」日本初公開

東京オートサロン2016で展開されるスバルブースのイメージ

　スバル（富士重工業）は12月24日、2016年1月15日～17日に開催される「第34回東京オートサロン 2016 with NAPAC」（会場：幕張メッセ）の出展概要を発表した。

　STI（スバルテクニカインターナショナル）と共同で構成されるスバルブースでは、STIのパーツビジネス、コンプリートカービジネス、モータースポーツといった活動領域を表現したコンセプトカー「STI Performance Concept」を日本初公開。SUPER GTで使用される水平対向4気筒2.0リッターターボ「EJ20」エンジンを搭載することでモータースポーツ活動を表現しており、STIの活動を象徴するモデルに位置付けられる。

コンセプトカー「STI Performance Concept」

　また、従来の「S」シリーズや「tS」シリーズといったSTIコンプリートカーとは異なる、「STIブランドが持つスポーティイメージと上質な内外装を融合した身近なSTI」という新たな価値を表現したコンセプトモデル「レヴォーグ STI CONCEPT」を展示。

　エクステリアではボディカラーに「WRブルー・パール」を採用するとともに、レヴォーグのスポーティな印象を際立たせ、より質感を高めた専用フロントマスクやSTI製18インチアルミホイールを採用して洗練されたデザインを表現。足まわりにはSTI専用チューニングダンパーを採用し、しなやかな乗り心地とシャープなハンドリングを両立したという。インテリアでは専用のボルドー/ブラックのツートン仕様に専用加飾を施し上質感を演出するなど、質感の高い内外装とSTIブランドに相応しいスポーティな走行性能を両立した、安心して愉しく走れるクルマの新提案となっている。

　さらに、「XV ハイブリッド」の持つスポーティ＆カジュアルなデザイン表現やハイブリッドによる軽快な走りとSTIブランドのスポーティさを融合させ、「ワクワク」する愉しさを表現したというコンセプトモデル「XV ハイブリッド STI CONCEPT」を参考出品。

　エクステリアではボディカラーの「クォーツホワイト・シリカ」にオレンジのアクセント色を随所に与え、アクティブでスポーティな印象を高めた。インテリアはオレンジ＆ベージュを加えた専用設定とし、STIらしさを踏まえつつPOPな演出を行ない、より多くのユーザーに楽しんでもらえるインテリアを表現。また、STIスポーツパーツを採用することでSTIらしい強靭でしなやかな走りを実現するとともに、ステアリングには出力特性を切り替えるSI-DRIVEの「S#（スポーツシャープ）モード」スイッチを設定し、「走りの愉しいハイブリッドの魅力をより高めた」としている。

　そのほか会場では、「SUBARU BRZ GT300 2016」「WRX STI NBR CHALLENGE 2016」「WRX STI 全日本ラリー参戦予定車（新井選手モデル）」「WRX STI 全日本ラリー参戦予定車（鎌田選手モデル）」「CG ROBOT Racing 2016（SUBARU BRZ）」といった2016年のモータースポーツ参戦車両を展示するとともに、オートサロン会場限定品を含むスバル/STIグッズの物販も行なわれる。