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独BMW、新型「7シリーズ」V型12気筒のMモデル「M760Li xDrive」をジュネーブショーで世界初公開
2016年7月よりPHVモデルに「iPerformance」の名称を使用
(2016/2/15 20:56)
- 2016年3月3日~13日(現地時間)開催
独BMWは2月12日(現地時間)、新型「7シリーズ」に12気筒エンジンを搭載したMモデル「M760Li xDrive」を、2016年ジュネーブモーターショー(3月3日~13日開催)で世界初公開すると発表した。
また、新型「7シリーズ」のPHV(プラグインハイブリッド)モデルとなる、「740e iPerformance」「740Le iPerformance」「740Le xDrive iPerformance」を披露するとともに、2016年7月よりBMWのPHVモデルに「iPerformance(iパフォーマンス)」の名称を使用していくことを明らかにした。
最高出力441kW(600PS)を発生するV型12気筒のMモデル「M760Li xDrive」
世界初公開のM760Li xDriveは、新型「7シリーズ」のフラグシップモデルとの位置づけ。最高出力441kW(600PS)を発生するV型12気筒ガソリンエンジンは「Mパフォーマンス・ツインパワー・ターボ」を採用。パフォーマンスでは、0-100km/h加速が3.9秒、最高速は250km/h(制限値)を達成。さらに、「Mドライバーズ・パッケージ」装備車では最高速が305km/h(制限値)となる。
燃費は、欧州複合モード燃費で12.6L/100km(約7.93km/L)。
新型7シリーズのPHVモデル「iPerformance」
新型7シリーズのプラグインハイブリッドモデルの3モデルを出展。標準ホイールベース「740e iPerformance」とロング・ホイールベース「740Le iPerformance」では、燃費は2.1L/100km(現地複合モード燃費)を達成。インテリジェント・フルタイム4輪駆動システムの「740Le xDrive iPerformance」では、燃費は2.3L/100km(現地複合モード燃費)を達成する。
システムは、4気筒ガソリンエンジンと電気モーターで構成され、240kW(326PS)のシステム出力を発生させる。同モデルの投入でBMWは「2シリーズ」から「7シリーズ」まで合計5つのPHVモデルを展開、将来はさらにモデルを追加予定とした。
「Mパフォーマンス・パーツ」を装着した「M2 クーペ」
今回のジュネーブショーには「M2 クーペ」を出展する。モータースポーツ性能を強調するキャラクターやエクステリアを持つM2 クーペの印象を、「Mパフォーマンス・パーツ」を装着することでさらに際立たせた。
「i8」に専用の装備品を採用した「i8 プロトニック・レッド・エディション」
BMW iブランドでは、「i8」に専用のアクセントと装備品を採用した「i8 Protonic Red Edition(プロトニック・レッド・エディション)」を出品。