ニュース
スズキ、インドネシアで新型「フロンクス」発表 インドネシアで生産・輸出へ
2025年5月28日 16:44
- 2025年5月28日 発表
スズキは5月28日、インドネシアでコンパクトSUVの新型「フロンクス」を発表した。インドネシアで販売する「フロンクス」は、インドネシア子会社SIM(スズキ・インドモービル・モーター)のチカラン工場で生産され、インドネシア国内では年間2万4000台の販売を計画、今後はアセアン各国などへも輸出する計画。
インドネシアで発表された新型「フロンクス」の主要諸元は、ボディサイズが3995×1765×1550mm(全長×全幅×全高)、エンジンは1.5リッターガソリンのマイルドハイブリッドと1.5リッターガソリン、トランスミッションは5速MT、6速AT、4速ATをラインアップ。
新型「フロンクス」は、インドのマルチ・スズキ・インディアで生産開始し、現在はインド、中南米、アフリカ、日本など70以上の国と地域で販売しているモデルで、インドネシアがインドに次いで2か国目の生産国となる。
SIMでは、インドネシアに「フロンクス」を投入することで、拡大傾向にあるインドネシアの2列シートSUVカテゴリーのニーズに応える。
5月28日に行なわれた「フロンクス」の発表会において、SIMの天野実社長は「1970年にスズキがインドネシアに進出して以来、50年以上にわたり、SIMはインドネシアの人々にモビリティを提供し、インドネシアとともに成長・発展してまいりました。そして本日、フロンクスを発表できることを大変誇りに思います。SIMにとってフロンクスは単なる新型車ではなく、インドネシア市場での新たな幕開けであり、SIM事業の重要な柱となる存在です。SIMは今後もインドネシアの皆さま、政府の皆さま、販売店の皆さま、サプライヤーの皆さま、そしてお客さまのご支援を頂きながら、成長を続けてまいります」とコメントしている。