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マツダとJAF、「交通安全・防災活動等に関する包括的連携協定」を締結 「道路冠水時水圧体験ドア」公開

2025年6月24日 発表
マツダが製作した「道路冠水時水圧体験ドア」

 マツダとJAF(日本自動車連盟)中国本部は6月24日、「交通安全・防災活動等に関する包括的連携協定」を締結した。締結式では、JAF中国本部の「近年増えている水害による被害を減らしたい」という思いを受けて、マツダが製作した「道路冠水時水圧体験ドア」が公開された。

「道路冠水時水圧体験ドア」は、実車のドアおよびシートで構成されたデモ機。組み込まれた専用スプリングをロックすることで、水深60cm程度の道路冠水時にドアを開く際の水圧を再現。近年頻発している局地的な大雨、都市型水害に対する意識や知識の向上を図る活動を通じて、自分と他人の命を守る行動につなげることを狙いとしている。今後、JAF中国本部が参加する防災や交通安全に関する啓発活動に使用される予定。

 マツダは、JAF広島支部が主催する広島市内の小学校・中学校・高等学校の児童・生徒を対象とした「JAF広島支部交通安全みらいプロジェクト」に、2021年から参画。今回締結された協定を踏まえ、防災意識を高める活動にも貢献していくという。