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エアレースX、大阪で初開催が決定 大阪うめきたにARで空飛ぶレース機が登場
2025年6月26日 16:32
- 2025年9月6日 開催
AIR RACE X(エアレース・エックス)は6月24日、2025シリーズ最終戦(ラウンド3)を大阪・うめきたで9月6日に開催すると発表した。積水ハウスがタイトルパートナーに就任し、大会名称は「エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース in グラングリーン大阪&グランフロント大阪」となった。
「AIR RACE X」の最大の特徴は、都市空間にAR(拡張現実)で“空飛ぶレース機”を再現するといった最先端テクノロジーを活用した“競技フォーマットと観戦スタイル”を採用。参戦する選手たちは世界中の拠点で実際にフライトし、機体に搭載された専用センサーにより誤差わずか3cmという超高精度の飛行データが計測・収集される。
レースは2025年9月6日に、大阪の「グラングリーン大阪」と「グランフロント大阪」を舞台に、観客はXRプラットフォーム「STYLY」をつうじて、スマートフォンやタブレット越しに大阪のリアルな街並みを駆け抜けるレース機の姿を観戦するという、これまでにないAR観戦体験を用意する。
さらに、今大会は、大阪・関西万博(夢洲会場)ともサテライト連動、都市空間と万博を結ぶ“多拠点AR観戦”という新しいスポーツ観戦のかたちを実装する。
大会開催に先立ち、大阪・梅田スカイビルで6月24日に開催された記者発表会には、2024年シリーズチャンピオンであるエアレースパイロット・室屋義秀選手(LEXUS PATHFINDER AIR RACING・日本)も登壇し、AIR RACE X の新たな魅力と、大阪大会に向けた意気込みを語った。
2025年シーズンの最終戦(ラウンド3)として開催される今大会では、1対1のトーナメント形式(準々決勝〜決勝)で勝者を決定、予選成績と最終戦の結果を総合して、大阪の地で2025年のシリーズチャンピオンが決まる。
室屋選手は「今シーズンも総合優勝を獲ることが最大の目標です。第1戦は予選・決勝ともに2位という結果で、予選・決勝ともに1位のパットリック・デイビッドソン選手に年間ポイントの差を10ポイントも広げられてしまっているので、第2戦の結果次第では、第3戦の試合がかなり重要になってくると思います。第3戦の舞台・大阪でシリーズチャンピオンが決まると思うので、少しドキドキしていますが、気を抜くことなく頑張ります」とコメントした。




