トヨタが世界初公開した新型スポーツカー「TOYOTA GT Concept」 低いボンネットに2つのエアアウトレットが意味するものは？

新型スポーツカー「TOYOTA GT Concept」と、新型GT3車両「TOYOTA GT Racing Concept」

　トヨタ自動車は7月10日、イギリスで開催されているグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、新型スポーツカー「TOYOTA GT Concept」と、その新型スポーツカーをベースにした新型GT3車両「TOYOTA GT Racing Concept」を世界初公開した。

　この世界初公開において、グッドウッドのSNSは新型スポーツカー「TOYOTA GT Concept」と新型GT3車両「TOYOTA GT Racing Concept」のデュエットデモランを映像で公開。いくつかの興味深い角度から、この両車を見ることができる。

　サイドシルエットからも分かるとおり、このTOYOTA GT Conceptのボンネット高は低く見える。しかも、ボンネットには一つのエアインレットと、二つのエアアウトレットがあることから、V型エンジンを想起させる。しかしながら、GT3レーシング仕様のTOYOTA GT Racing Conceptでは、大きなエアアウトレットのみ。どのようなエンジンが収まっているかは、これから公開されていくだろう。

　ちなみに現地実況によると、ドライバーは中嶋一貴選手と、豊田大輔選手。詳細は不明だが、豊田章男会長がニュルブルクリンク24時間レース総合優勝を目指していると語るだけに、ライバル並のスペックは備えているものと思われる。