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マツダ、「キャロル」一部商品改良 内外装デザインを変更して先進安全技術を強化
2025年7月28日 14:02
- 2025年7月28日 発表
- 122万2100円~161万4800円
マツダは7月24日、軽乗用車「キャロル」を一部商品改良して発売した。価格は122万2100円~161万4800円。
今回の改良では、親しみやすく愛着のわくデザインをベースに、フロントとリアバンパーの形状変更や一部グレードへのルーフエンドスポイラー追加により、内外装デザインを一部変更。また、先進安全技術の強化などの装備改良、空力性能の向上による燃費性能の改善なども行なった。
機種体系は「HYBRID G」「HYBRID C」のハイブリッドモデル2グレード、「G」「C」のハイブリッドなしモデル2グレードの計4つのグレードを設定。ハイブリッドモデルの上級グレードとなる「HYBRID G」には4WDモデルを追加した。
なお、全車で経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーSワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。
一部改良の概要
デザインは、やわらかいフォルムと質感のある造形にするとともに、風の流れをスムーズにするよう、フロント/リアバンパーの形状を変更。「HYBRID G」「G」のボディカラーに新色「フォギーブルーパールメタリック2トーンカラー(ベージュルーフ)」を追加。
先進安全性能の進化では、検知対象や対応シーンを拡大した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせることで、検知対象を従来の四輪車・歩行者に加えて自動二輪車・自転車にも拡大し、交差点での検知にも対応した。
また、低速時ブレーキサポートに、後退時に加えて前進時の機能も追加。発進お知らせ機能では、先行車発進時の機能に加え、信号切り替わり時のお知らせ機能を追加した。そのほかにも、車線逸脱制御機能や車線逸脱警報機能、標識認識機能を改良するとともに機能を追加。
さらに、バンパーの形状変更やルーフエンドスポイラーの装着などにより空力性能が高まったことで燃費性能が向上。「HYBRID G」「HYBRID C」の2WDモデルでWLTCモード燃費28.2km/Lを実現した。


