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キャデラック、2+2クロスオーバーのEVコンセプト「エレヴェイティド・ヴェロシティ」公開
2025年8月19日 14:12
- 2025年8月15日(現地時間) 発表
キャデラックは、米カリフォルニア州カーメルで8月15日に開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「エレヴェイティド・ヴェロシティ」を初公開した。
「エレヴェイティド・ヴェロシティ」コンセプトは、ガルウィングドアを採用し、オンロードでもオフグリッドでも胸を躍らせる走りを追求した大胆な2+2クロスオーバーとして設計されており、キャデラックの将来のデザインの可能性を示唆する存在としている。
キャデラックでは、成長を続けるEVのハイパフォーマンス・ラグジュアリークロスオーバー市場の需要に応えるため、「リリック V」と「オプティック V」を先ごろ発表している。「エレヴェイティド・ヴェロシティ」は、キャデラック「Vシリーズ」の本質を体現し、未来における進化の方向性を示すモデルという。
GMグローバルデザイン担当バイスプレジデントのブライアン・ネスビット氏は「コンセプトデザインの取り組みは、現行の生産プログラムの枠を超えて、ライフスタイルとテクノロジーのトレンド、そしてそれらが次世代のモビリティ体験に与える可能性を探求するものです。『エレヴェイティド・ヴェロシティ』は、2024年に発表したコンセプトカー『オピュレント・ヴェロシティ』で導入されたデザイン原則を発展させ、キャデラックのラグジュアリー、テクノロジー、そしてパフォーマンスを、ますます人気が高まっているパフォーマンス・ラグジュアリークロスオーバーのフォルムに芸術的に統合しています。『エレヴェイティド・ヴェロシティ』 は、妥協のないパフォーマンス・ラグジュアリー体験に対する私たちの解釈を体現することを目指しています。完全自律走行で移動することで貴重な時間を再構築し、UAEのラハブ砂漠の豊かな砂丘のような場所で、本格的なハンズオンのハイパフォーマンス体験を堪能し、その過程で排出ガスゼロを実現します」と述べている。
なお、同モデルの市販化は未定としている。












