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ホンダ、「シビックTYPE R(FL5)」1937台をリコール 特定条件でエアバッグコントロールユニットに情報が正しく記録されない不具合
2025年9月12日 11:51
- 2025年9月11日 発表
本田技研工業は9月11日、事故情報計測・記録装置(エアバッグコントロールユニット)に不具合があるとして、「シビック(型式6BA-FL5)」1937台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の制作期間は2025年1月20日~2025年7月22日。対象車両の車体番号の範囲はFL5-1205394~FL5-1212776。
リコールの内容は、事故情報計測・記録装置において、事故時の情報を記録するプログラムが不適切なため、特定のドライビングモードで車両挙動安定化制御システムがオフ設定時に衝突事故が発生すると、当該装置に車両挙動安定化制御システムとトラクションコントロールシステムの情報が正しく記録できず、保安基準に適合しないという。
改善措置の内容は、エアバッグコントロールユニットの対策プログラムへの書き換えの実施。なお、事故時の情報が記録されている場合は、エアバッグコントロールユニットの交換となる。
不具合の発見は、社内からの情報によるもので、不具合件数は0件、事故は発生していない。
また、周知の措置としては、使用者へのダイレクトメール等での通知。自動車特定整備事業者等への日整連発行の機関誌への掲載。メーカーインターネットホームページへの掲載などとしている。
