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トヨタ、2026年に60周年を迎える「カローラ」のコンセプトカーをJMS2025に出展
2025年10月14日 05:03
トヨタの新企業CMに登場したカローラのコンセプトカー
トヨタ自動車のオウンドメディアであるトヨタイムズは10月13日、29日から開幕するジャパンモビリティショー2025(以下、JMS2025)に向けて制作した企業CMを公開した。このCMの中で、2026年に60周年を迎える「カローラ」のコンセプトカーの走行映像を紹介。JMS2025に出展することを明らかにした。
このCM情報を公開した番組には、同社 代表取締役会長 豊田章男氏が出演しており、CM制作期間中である4月にクリエイターにリクエストしていた際にアイデアとして出てきたのが「カローラ」のコンセプトカーの出演だという。
【トヨタ企業広告】TO YOU篇 60秒
豊田章男会長は、「今、トヨタってどんな会社って言ったら商品で経営してる会社ってことは言えると思うんですよ。このブランド(CMを)彼らにお願いした4月のとき、どうしてもブランド広告と我々が持ってる商品にギャップが出ると困るので……」「そこでサイモン(サイモン・ハンフリーズ Chief Branding Officer)が出してきたのがカローラ」と、カローラのコンセプトカーの登場には商品を伝えたいという思いがあったとのこと。
コンセプトカーとなると、なかなか実際の商品に結びつかないものも多いが、豊田会長は「単なるその企画だけのお仕事とか、そういうのはやめていきたいんです。あってもいいけど、やっぱりほとんど実現すると、やっぱり本気度上がるような気がしますし」と発言。このカローラコンセプトを購入できるようになる可能性が高いことを示唆した。
企業CMに出てきたカローラコンセプトは、文句なしにかっこいいと言えるもの。どのような仕上がりで市場に登場するのか楽しみに待ちたい。




