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カワサキ、世界初公開モデル2機種を「ジャパンモビリティショー2025」に出展

2025年10月15日 発表
ジャパンプレミアモデル 「Z1100 SE」

 川崎重工グループのカワサキモータースは10月15日、「ジャパンモビリティショー2025」(東京ビッグサイト:10月31日から一般公開)の出展概要を発表、ワールドプレミアモデル2機種の出展を予告した。

 カワサキブースは「伝統と革新」をテーマに、ワールドプレミアモデル2機種のほか、ジャパンプレミアモデルとして「Z1100 SE」「TERYX5 H2 DELUXE」「NAV 4e LIMITED」の3機種を展示。

ジャパンプレミアモデル「TERYX5 H2 DELUXE」(海外向けモデル)
ジャパンプレミアモデル「NAV 4e LIMITED」(海外向けモデル)

ジャパンプレミアモデル 「Z1100 SE」

 今回、日本初公開となる「Z1100 SE」はスーパーネイキッド「Z」の最大排気量モデル。2014年に発表された「Z1000」から "Sugomi(凄)" スタイリングを継承し、パフォーマンスをさらに進化させた「Z1100」は、低中回転域を強化した新型1099cm³並列4気筒エンジンを高剛性のアルミツインチューブフレームに搭載。軽快かつシャープなハンドリングと、野性味あふれるパワーを発揮するという。

 さらに、先進電子制御パッケージ(電子制御スロットルバルブ+IMU)を活用した各種ライダーサポート機能や、スマートフォン接続機能に対応した5インチTFTカラー液晶メーターにより利便性と快適性も向上させた。上位グレードとなる「Z1100 SE」は、オーリンズ製リアサスペンションとブレンボ製ブレーキシステムを装備し、より走行性能を高めたパッケージとしている。

 会場では、そのほかにも「W」ブランド60周年記念などのモーターサイクルや「bimota」ブランドモデル2機種の展示などが行なわれる。また、水素エンジンモーターサイクルや液化水素運搬船の模型など、川崎重工グループが取り組む「つくる・はこぶ・ためる・つかう」という水素関連技術も紹介。造船から始まり、航空機やモーターサイクルなど、陸・海・空のモビリティを通じて人々の暮らしと未来を築いてきたカワサキの歩みと革新の息吹を体感できる展示を展開する。

650-W1(歴史車両)
W60周年ロゴ
カワサキブース