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アイシン、マルチモーダル対話AIエージェント「Saya」がジャパンモビリティショー2025のツアーナビゲーターに就任

2025年10月16日 発表

 アイシンは10月16日、日本自動車工業会が主催する「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」(一般公開:10月31日~11月9日、会場:東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。ブースは西展示棟の西4ホール。ブース番号はW4202。

 今回のジャパンモビリティショーでは、「心を動かす移動の未来」をコンセプトに出展し、来場者に新たな移動の価値を感じてもらえるコンテンツを用意。また「Tokyo Future Tour 2035(TFT)」では、アイシンが開発したマルチモーダル対話AIエージェント”Saya”がツアーナビゲーターを務めるという。

出展ブースイメージ

主な出展内容

メインステージ

 未来からやってきた“アイシンの博士”が、MCとの軽快なトークを交わし、アイシンの知能化技術で安心、快適、便利になった自身の愛車(次世代モビリティ)を紹介。知能化技術を搭載した「博士の愛車」の実車デモンストレーションとともに、「心を動かす移動の未来」を体感できる。

A's GARAGE

 電動化、知能化に関する製品など、アイシンならではの幅広い製品をガレージに見立てて展示。クルマを所有するよろこび、走る楽しさに満ちた空間を演出する。また、アイシンが描く「心を動かす移動の未来」と、それを実現する知能化技術を「人に寄りそうモビリティムービー」で紹介する。

アイシンのA's GARAGE

「Tokyo Future Tour 2035(TFT)」の出展内容

「マルチモーダル対話AIエージェント“Saya”(TFTツアーナビゲーター)」

 フル3DCGのキャラクター“Saya”を、人のように自然に制御する機能や、画像AI、音声AI、大規模言語モデル(LLM)を統合したAI対話システム。TFT会場内の各コーナー4か所に設置し、カメラやマイクによる情報取得を通して、対話の流れから来場者の意図を的確に把握し、リアルタイムで共感的なコミュニケーションを実現する。

自律配送ロボット「P∓Bo(ピーボ)」

 揺れない配達につながる加速度低減システムなど、先進技術を融合させた自律配送ロボットの「P∓Bo」。振り子の原理を活用することで、走行時にかかる加減速や遠心力をとらえ、最適な角度を保つことで道路や挙動に左右されない安定した移動を実現した。

自律配送ロボット「P∓Bo(ピーボ)」